特許
J-GLOBAL ID:200903069987451756

誘導発熱ローラ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 勝弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-258335
公開番号(公開出願番号):特開2001-085148
出願日: 1999年09月13日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 ジャケット室の内部の熱媒体が、運転の開始の際に凝固してしまっていても、温度上昇にともなう熱媒体の液化による熱膨張によって、ローラなどが変形しないように始動することを目的とする。【解決手段】 誘導発熱機構を内部に設けたローラの周壁に、複数のジャケット室を互いに連通して設ける。ジャケット室の内部には、非運転時のローラ冷却状態において凝固し、運転時のローラ発熱状態において気液二相の熱媒体を封入する。誘導発熱機構の誘導コイルをその軸心方向に沿う中央コイル部とこの中央コイル部と隣合う端コイル部とにより構成する。熱媒体が凝固している非運転時から運転を開始する際に、端コイル部を先に励磁して、ジャケット室内の端部側にある熱媒体が液化するようにローラの端部を誘導発熱させる。
請求項(抜粋):
誘導コイルを備えた誘導発熱機構を内部に設けたローラの周壁の内部に、非運転時のローラ冷却状態において凝固し、運転時のローラ発熱状態において気液二相の熱媒体が封入されてある複数のジャケット室を設け、前記各ジャケット室を互いに連通溝で連通するとともに、前記誘導コイルを中央コイル部と、前記中央コイル部に隣合う端コイル部とにより構成し、非運転時において前記熱媒体が凝固している状態から運転を開始する際に、前記中央コイル部に先立って前記端コイル部を、前記ジャケット室内の端部側にある前記熱媒体が液化する程度に前記ローラの端部を誘導発熱するように励磁することを特徴とする誘導発熱ローラ装置。
Fターム (9件):
3K059AA08 ,  3K059AB20 ,  3K059AC69 ,  3K059AD34 ,  3K059CD44 ,  3K059CD52 ,  3K059CD73 ,  3K059CD75 ,  3K059CD77
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 加熱ローラ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-006352   出願人:シチズン時計株式会社
  • 誘導発熱ローラ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-355070   出願人:トクデン株式会社
  • 誘導発熱ローラ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-090390   出願人:トクデン株式会社

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