特許
J-GLOBAL ID:200903070031899722

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-040896
公開番号(公開出願番号):特開平11-236808
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 ロック解除初期におけるベーンの振動を抑制して、隔壁部との振動打音の発生を防止すると共に、ベーンの耐久性を向上する。【解決手段】 タイミングプーリ1と相対回転可能なベーン3を、進角側油圧室32と遅角側油圧室33への相対的な油圧の給排により、正逆回転させてタイミングプーリとカムシャフト2との相対回転位相を変換させて、吸気弁の開閉時期を可変にする。前記ベーンとタイミングプーリとの相対回転を規制するロック機構のコイルスプリング39のばね力を、ベーンに作用する正負の交番変動トルクの平均値よりも高い油圧が受圧室40に作用した際にロックピン34を後退移動させる設定圧にした。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する回転体と、該回転体と相対回動可能なカムシャフトと、該カムシャフトの端部に固定されて、回転体のハウジング内を摺動回転するベーンと、前記ハウジングの一端開口を閉塞する蓋体と、ハウジングの内周面に内方へ突設された複数の隔壁部と、該隔壁部と前記ベーンの両側面との間に画成された遅角側油圧室及び進角側油圧室と、該両油圧室に相対的に油圧を給排して前記ベーンを正逆回転させる油圧回路と、前記各油圧室にそれぞれ接続された油圧回路の2系統の油圧通路を機関運転状態に応じて切り替え制御する制御弁と、前記油圧回路を介して供給された油圧とばね部材のばね力との相対圧で回転体とベーンとの相対回転をロックあるいはロックを解除するロック機構とを備えたバルブタイミング制御装置において、前記ロック機構は、前記ベーンに作用する正負の回転変動トルクの平均値よりも高い油圧が作用したときにばね部材を圧縮変形させてロックを解除するようにしたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F01L 1/34 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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