特許
J-GLOBAL ID:200903070051721628

回り込みキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-266567
公開番号(公開出願番号):特開2001-094528
出願日: 1999年09月21日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 日本における地上デジタル放送方式であるISDB-T方式のように、OFDM信号の異なるキャリア変調方式が混在する伝送方式における回り込みキャンセラにおいては、キャリア変調方式で異なる回り込み伝送路特性の推定により、回り込み伝送路特性を示す周波数特性に不連続が生じるため、回り込みの複製信号が正確に作り出せなくなり、回り込みをキャンセルすることができなくなることがあった。【解決手段】 OFDMセグメントのキャリア変調方式毎に回り込み伝送路特性を示す周波数特性を算出し、周波数特性に不連続がないように周波数特性を連続化する構成とした。
請求項(抜粋):
減算器と該減算器の減算端子に、その出力信号が供給されるように実質的に接続された回り込み信号の複製を発生する信号処理部とを少なくとも具えてなり、前記減算器の被減算端子には前記回り込み信号を含んでいる受信OFDM信号が実質的に供給され、前記減算器の出力端子には中継放送機の入力端子が実質的に接続され、そして前記信号処理部の入力端子には、前記中継放送機の入出力信号のいずれか一方の信号が分岐されて実質的に供給されるように構成され、前記信号処理部はFIRフィルタと該フィルタのタップ係数制御用のフィルタ係数生成回路とを具えてなる回り込みキャンセラにおいて、前記フィルタ係数生成回路は、前記中継放送機の入出力信号のいずれか一方の信号であるOFDM信号を直交復調して等価ベースバンド信号を出力する直交復調回路と、前記中継放送機の入出力信号のいずれか一方の信号であるOFDM信号からISDB-T方式におけるモードを判定するモード判定回路と、前記直交復調回路により復調された前記ベースバンド信号を前記モード判定回路によるモード判定結果により決定されるポイント数のFFTを実行するFFT回路と、該FFT回路の出力信号から前記ISDB-T方式におけるTMCCを復号するTMCC復号回路の出力信号および前記モード判定回路によるモード判定結果に従って、前記FFT回路の出力信号から系全体の総合伝達関数に対応する周波数特性データを算出する周波数特性算出回路と、前記TMCC復号回路の出力信号に従って前記周波数特性算出回路の出力信号である前記系全体の総合伝達関数に対応する周波数特性データを連続化する周波数特性連続化回路とを少なくとも具えて構成したことを特徴とする回り込みキャンセラ。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04B 3/06 ,  H04B 7/005
FI (3件):
H04J 11/00 Z ,  H04B 3/06 E ,  H04B 7/005
Fターム (18件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD18 ,  5K022DD19 ,  5K022DD23 ,  5K022DD31 ,  5K022DD33 ,  5K046AA05 ,  5K046BB05 ,  5K046EE06 ,  5K046EE32 ,  5K046EE37 ,  5K046EE42 ,  5K046EE48 ,  5K046EE55 ,  5K046EE57 ,  5K046EF46 ,  5K046EF52
引用特許:
出願人引用 (5件)
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