特許
J-GLOBAL ID:200903070060232184

ディスクアレイのエラー回復方法、ディスクアレイ制御装置及びディスクアレイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-180202
公開番号(公開出願番号):特開2002-373059
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】ディスクドライブの多重故障によりディスクアレイが閉塞したとしても、当該ディスクアレイを簡単に使用可能な状態に復旧できるようにする。【解決手段】ディスクアレイ制御装置12内のマイクロプロセッサ125は、ディスクアレイ11-i内の複数のHDD111の故障により当該アレイが閉塞する際、閉塞直前のカレントテーブル126b上のRAID構成情報をリカバリテーブル126aに保存し、当該アレイの閉塞後に、カレントテーブル126b上のRAID構成情報を当該アレイの閉塞後の状態を反映するように更新する。ユーザが操作パネル128を操作することでリカバリ要求が与えられた場合、マイクロプロセッサ125はリカバリテーブル126aから指定のディスクアレイ11-iのRAID構成情報を読み出し、当該情報に従ってアレイ11-iを閉塞直前の状態に戻し、当該情報をカレントテーブル126bに上書きする。
請求項(抜粋):
複数のディスクドライブから構成されるRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成の少なくとも1つのディスクアレイを備えると共に、現在の前記ディスクアレイの少なくとも構成及び稼働状態を示す第1のRAID構成情報が保存される不揮発性の第1の記憶領域と、前記ディスクアレイが閉塞した際に、その閉塞直前の当該ディスクアレイの少なくとも構成及び稼働状態を示す第2のRAID構成情報が保存される第2の記憶領域とが確保されたディスクアレイ装置におけるディスクアレイのエラー回復方法であって、前記ディスクアレイを構成する前記複数のディスクドライブのうちの少なくとも2つのディスクドライブが故障した場合に、当該ディスクアレイを閉塞するステップと、前記ディスクアレイを閉塞するに際し、前記第1の記憶領域に保存されている当該ディスクアレイの閉塞直前の第1のRAID構成情報を前記第2のRAID構成情報として前記第2の記憶領域に保存するステップと、前記ディスクアレイの閉塞後、当該ディスクアレイの前記第1の記憶領域上の前記第1のRAID構成情報を当該ディスクアレイの閉塞後の状態を反映するように更新するステップと、前記ディスクアレイ装置に対して閉塞状態にある前記ディスクアレイを使用可能な状態に回復させるリカバリ要求がユーザ操作に従って与えられた場合に、前記第2の記憶領域から、当該リカバリ要求で指定されたディスクアレイの閉塞直前の前記第2のRAID構成情報を読み出すステップと、前記第2の記憶領域から読み出された前記第2のRAID構成情報に基づき前記ディスクアレイを閉塞直前の状態に強制的に戻すと共に当該第2のRAID構成情報を前記第1のRAID構成情報として前記第1の記憶領域に上書きするステップとを具備することを特徴とするディスクアレイのエラー回復方法。
IPC (2件):
G06F 3/06 540 ,  G06F 12/16 320
FI (2件):
G06F 3/06 540 ,  G06F 12/16 320 L
Fターム (5件):
5B018GA06 ,  5B018KA15 ,  5B018MA14 ,  5B065EA11 ,  5B065EA18
引用特許:
審査官引用 (5件)
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