特許
J-GLOBAL ID:200903079327232291

データ二重化記憶サブシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-241521
公開番号(公開出願番号):特開平11-085410
出願日: 1997年09月05日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 冗長記憶構成の記憶サブシステムにおいて障害発生にて失われたデータの冗長性を、システムを停止させることなく迅速に回復する。【解決手段】 正側記憶サブシステムの複数の物理ドライブ3aで構成されるRAID構成の記憶装置、および副側記憶サブシステムの複数の物理ドライブ5aで構成されるRAID構成の記憶装置にて、データを二重に保持するデータ二重化記憶サブシステムにおいて、第1のECCグループを構成する正側のデータ(D)を保持する複数の物理ドライブ3aの故障で冗長性が失われた時、故障の物理ドライブ3aに対応する副側の物理ドライブ5aを含む第2のECCグループG2に再構成して冗長性を維持するとともに、正側のスペアドライブ(S)に障害対応の副側のデータを複写し、複写完了後は正側のスペアドライブ(S)を含む第3のECCグループG3にてデータの冗長性および二重化の回復および維持を行う。
請求項(抜粋):
上位装置からのリード・ライト要求を制御する第1の記憶制御装置と、前記第1の記憶制御装置を介して前記上位装置との間で授受されるデータが格納される少なくとも一つの第1の記憶手段とを含む第1の記憶サブシステムと、前記第1の記憶サブシステムにデータ転送パスで接続される第2の記憶制御装置と、前記第2の記憶制御装置を介して前記第1の記憶サブシステムとの間で授受されるデータが格納される第2の記憶媒体とを含む第2の記憶サブシステムとからなり、前記第1および前記第2の記憶サブシステムの各々は、m個(m>1)のデータ単位に少なくとも一つの冗長データが存在する冗長データグループを構成し、個々の前記冗長データグループを構成する複数の前記データ単位および前記冗長データを、複数個の前記記憶手段に分散して格納する冗長記憶構成を採るとともに、データ書き込み要求時に前記上位装置から受領したライトデータを前記第1の記憶サブシステムおよび前記第2の記憶サブシステムの双方に書き込むことで、前記ライトデータの二重化を行うデータ二重化記憶サブシステムであって、前記第1の記憶サブシステム内の第1の冗長データグループ内のn個(n>1かつn≦m)の前記第1の記憶手段に障害が発生して前記第1の冗長データグループ内の前記第1の記憶手段だけでは冗長性の保証が不可能となった時、前記障害の発生したn個の前記第1の記憶手段の二重化データを保有している前記第2の記憶サブシステム内の前記第2の記憶手段と、前記第1の記憶サブシステム内の前記第1の冗長データグループ内の前記障害の発生した前記第1の記憶手段以外の正常な前記第1の記憶手段とから第2の冗長データグループを構成して、障害が発生した前記第1の冗長データグループ内のデータの冗長性を保証し、前記上位装置からのリード・ライト要求の処理を行う制御論理を有することを特徴とするデータ二重化記憶サブシステム。
IPC (3件):
G06F 3/06 304 ,  G06F 3/06 540 ,  G06F 12/16 310
FI (3件):
G06F 3/06 304 E ,  G06F 3/06 540 ,  G06F 12/16 310 J
引用特許:
審査官引用 (2件)

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