特許
J-GLOBAL ID:200903070084349341

充電制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-327542
公開番号(公開出願番号):特開平8-186941
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 充電完了による充電電圧低下と機器駆動による充電電圧低下とを判別し、充電完了前に充電を停止させてしまうという不具合を防止すること。【構成】 本発明の充電制御システムは、充電器10、電池パック20、携帯電話機30とから構成されており、携帯電話機側に内蔵されたCPU32は、携帯電話機の駆動による充電電圧低下を判断し、-ΔVキャンセル信号を信号線17, 37を介して充電器側に出力する。一方、充電器側に内蔵されたCPU15は、上記-ΔVキャンセル信号を入力した場合、これが、充電完了による電池電圧低下でないことが判別でき、充電完了前に充電を停止させてしまうという不具合を防止することができる。
請求項(抜粋):
電子機器と、この電子機器に接続される電池パックと、この電池パックに内蔵された電池を充電するとともに前記電子機器の供給電源ともなる充電器とを備えた充電制御システムであって、前記電子機器は、負荷回路と、信号線を介して前記充電器に信号を出力する信号出力部と、前記負荷回路の状態に応じて前記負荷回路及び前記信号出力部を制御する電子機器側制御部とからなり、この電子機器側制御部は、前記負荷回路で消費される電流値の大きさが所定値よりも大きいか否かを判定する消費電流判定手段と、この消費電流判定手段にて大きいと判定された場合に前記信号出力部から所定の信号を出力するよう指示する信号出力指示手段とを備え、前記充電器は、前記電池パックに内蔵された電池に供給する充電電流を制御する充電回路と、前記電池電圧に応じた電圧を発生する電池電圧検出抵抗と、前記信号線を介して前記電子機器からの信号を入力する信号入力部と、前記電池電圧検出抵抗及び前記信号入力部からの電圧値及び信号に基づいて前記充電回路を制御する充電器側制御部とからなり、前記充電器側制御部は、前記電池電圧検出抵抗からの電池電圧のピーク値を記憶する記憶手段と、前記信号入力部にて前記電子機器からの前記所定の信号を入力した場合に前記記憶手段に記憶していたピーク値をリセットするリセット手段と、前記電池電圧検出抵抗からの電池電圧が前記電池電圧のピーク値からある一定値下がったことを検出した場合に前記電池パックに内蔵された電池が満充電状態にあることを判定する満充電判定手段と、この満充電判定手段にて満充電状態にあることが判定された場合に前記充電回路の充電動作を停止する充電制御手段と、を備えたことを特徴とする充電制御システム。
IPC (4件):
H02J 7/10 ,  G01R 31/36 ,  H02J 7/34 ,  H04B 7/26
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-073219
  • 特公平3-073219
  • 蓄電池の充電回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-292178   出願人:株式会社村田製作所
全件表示

前のページに戻る