特許
J-GLOBAL ID:200903070087131576

量子ドットによる近接場光集光器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小池 晃 ,  田村 榮一 ,  伊賀 誠司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-195691
公開番号(公開出願番号):特開2006-313930
出願日: 2006年07月18日
公開日(公表日): 2006年11月16日
要約:
【課題】 ナノスケールの領域まで高効率に近接場を集光させることができる近接場集光器を提供する。【解決手段】 導電性の結晶により構成される基板511上に、大きさの異なる第1の量子ドット12及び第2の量子ドット13を形成して状態密度関数が互いに等しくなる量子準位間で共鳴効果を起こさせ、照射光学系518から照射される光の波長に応じて第1の量子ドット12内で励起された励起子を第2の量子ドット13の量子準位へ注入させる。そして励起子を注入させることにより第2の量子ドット13の量子準位間に生成される反転分布に応じて光を放出する。【選択図】 図15
請求項(抜粋):
導電性の結晶により構成される基板と、 光を照射する光照射手段と、 上記基板上に形成され、上記光照射手段から照射される光の波長に応じて励起子が励起される第1のエネルギー準位を有する第1の量子ドットと、 上記基板上に上記第1の量子ドットより大体積で形成され、上記第1のエネルギー準位との共鳴に応じて上記第1の量子ドットから上記基板を介して励起子が注入される第2のエネルギー準位と、当該第2のエネルギー準位より低準位であり上記励起子が遷移される第3のエネルギー準位とを有し、上記第3のエネルギー準位と基底準位との間に形成された反転分布に基づいて光を放出する第2の量子ドットとを備えること を特徴とする近接場光集光器。
IPC (1件):
H01L 31/14
FI (1件):
H01L31/14 A

前のページに戻る