特許
J-GLOBAL ID:200903070187567770

4輪駆動車両におけるアンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-235401
公開番号(公開出願番号):特開2003-048529
出願日: 2001年08月02日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】【課題】 路面摩擦係数推定手段の故障により低摩擦係数判断状態に固定された状態になった場合においても、路面摩擦係数推定手段の推定内容に基づいて実行される各種処理について所定のフェールセーフ処理を行うことが可能となる4輪駆動車両におけるアンチスキッド制御装置の提供。【解決手段】 コントロールユニット40による減圧制御開始時点から車輪速度VWが擬似車体速度VI以上に復帰する時間をカウントする異常判断タイマと、該異常判断タイマのマカウントTSWLOが所定の異常判断時間1sec 以上となった時は、加速度スイッチG_SWが低μ路判断状態で固定された異状状態と判断する異状判断手段と、異常状態と判断された時は、車体減速度VIKおよび擬似車体速度VIの減速リミッタVIDの減速リミッタ値を高μ路相当リミッタ値である1.3gに設定するフェールセーフ手段と、を備える。
請求項(抜粋):
制動液圧を発生するマスタシリンダと、車両における各車輪にそれぞれ配設されていて液圧供給により制動力を発生させる制動用シリンダと、該制動用シリンダの液圧を減圧する減圧制御状態と該液圧を保持する保持制御状態と該液圧を増圧する増圧制御状態のいずれかの状態に切り換え駆動制御可能な切換制御手段と、前記各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段で検出された車輪速度に基づいて車体減速度を算出する車体減速度算出手段と、前後方向加速度の変化状態から路面摩擦係数が少なくとも低摩擦係数状態か高摩擦係数状態かを推定する路面摩擦係数推定手段と、該路面摩擦係数推定手段で推定された路面摩擦係数に応じて前記車体減速度算出手段で算出された車体減速度に所定の減速リミッタをかける減速リミッタ手段と、前記車輪速度検出手段で検出された各車輪の車輪速度および前記車体減速度算出手段で算出された車体減速度に基づいて擬似車体速度を算出する擬似車体速度算出手段と、該擬似車体速度算出手段で算出された擬似車体速度に基づいて所定のスリップ率を考慮した車輪の制御目標速度を算出する制御目標速度算出手段と、前記各車輪速度検出手段で検出された車輪速度から各車輪の加速度を算出する車輪加速度算出手段と、前記車輪速度検出手段で検出された各車輪の車輪速度が前記制御目標速度算出手段で算出された制御目標速度となった時は前記切換制御手段を減圧制御状態に切り換えて前記制動用シリンダの液圧を減圧する減圧制御を実行し、その後、前記車輪加速度算出手段で算出された各車輪の車輪加速度が零以下になるかまたは一定値以上の車輪加速度となった場合に前記切換制御手段を増圧制御状態に切り換えて前記制動用シリンダの液圧を増圧する増圧制御を実行する制動液圧制御手段と、該制動液圧制御手段による減圧制御開始時点から車輪速度が擬似車体速度付近まで復帰する時間をカウントする異常判断タイマと、該異常判断タイマのマカウントが所定の異常判断時間以上となった時は、前記路面摩擦係数推定手段が低摩擦係数判断状態で固定された異状状態と判断する異状判断手段と、を備えていることを特徴とする4輪駆動車両におけるアンチスキッド制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/96 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/96 ,  B60T 8/58 C
Fターム (17件):
3D046AA01 ,  3D046BB01 ,  3D046BB23 ,  3D046BB28 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH23 ,  3D046HH26 ,  3D046HH36 ,  3D046HH39 ,  3D046HH46 ,  3D046JJ06 ,  3D046KK00 ,  3D046KK03 ,  3D046KK11 ,  3D046MM06 ,  3D046MM13
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平3-273965
  • 特開平4-163265
  • 特開平3-246159
全件表示

前のページに戻る