特許

J-GLOBAL ID：200903070188288620

接合光学素子とその製造方法

発明者： 志賀 直仁
出願人/特許権者： オリンパス光学工業株式会社
代理人 (1件)： 奈良 武
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-066178
公開番号（公開出願番号）：特開2002-267905
出願日： 2001年03月09日
公開日（公表日）： 2002年09月18日
要約：

【要約】【課題】 液晶セルを劣化させることなく、短時間で接着剤を硬化できる接合光学素子とその製造方法を提供するとともに、経時的に液晶セルや無機光学素子が剥がれたり破損することのない接合光学素子を提供する。【解決手段】 液晶セル1、ニオブ酸リチウム結晶4、ニオブ酸リチウム結晶5、液晶セル2、ニオブ酸リチウム結晶6からなり、液晶セル1とニオブ酸リチウム結晶4を接着剤層3aで、ニオブ酸リチウム結晶4とニオブ酸リチウム結晶5を接着剤層3bで、ニオブ酸リチウム結晶5と液晶セル2を接着剤層3cで、液晶セル2とニオブ酸リチウム結晶6を接着剤層3dで、それぞれ接合する。接着剤層13a,13b,13c,13dの接着剤には400nm以上の可視光に吸収波長を有する可視光硬化型接着剤を用い、波長360nm〜550nmの光を照射して接着剤層3a,3b,3c,3dを硬化する。

請求項（抜粋）：

少なくとも1個の液晶セルと光学素子とを接着剤を介して固定する接合光学素子の製造方法において、400nm以上の波長の可視光領域に吸収を有する接着剤を用い、360nm以下および620nm以上の波長の光が除去され、かつ400nm以下の波長領域に存在するどのピーク波長における強度も、400nm以上550nm以下の波長領域に存在するピーク波長における最大強度の20%未満であるような光によって、前記接着剤を硬化させることで、前記液晶セルの少なくとも一つの光透過面を前記光学素子に接着することを特徴とする接合光学素子の製造方法。

IPC (2件)：

G02B 7/00 ,  G02F 1/1335

FI (2件)：

G02B 7/00 F ,  G02F 1/1335

Fターム (8件)：

2H043AE00 ,  2H043AE02 ,  2H043AE23 ,  2H091FA50X ,  2H091FB04 ,  2H091GA17 ,  2H091LA11 ,  2H091LA13

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-305622
  
• 液晶表示装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-090399   出願人：ソニー株式会社
• 画像形成装置における光学装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-366398   出願人：株式会社東芝
• 特開平4-305622