特許
J-GLOBAL ID:200903070211155802

ロータリ軸方向エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-588497
公開番号(公開出願番号):特表2003-520921
出願日: 1999年12月10日
公開日(公表日): 2003年07月08日
要約:
【要約】本発明は内燃機関の分野に属し、軸方向ロータリエンジンに関する。上記ロータリエンジンはボディ(1)を備え、ボディ(1)はその中に供給される作動体のために波形環状チャンネル(10)を有する。上記ロータ(5)は、ロータ(5)の周縁部が上記チャンネル(10)に配置されるようにして、上記ボディ(1)内に取付けられる。上記ロータ(5)の周縁部はスロットを備え、スロットには可動翼(8)が取付けられている。上記可動翼(8)は、ロータ(5)が回転する際に波形チャンネル(10)に沿って変位できる。上記翼(8)は平らなシリンダの形状に作られ、上記シリンダは直径方向において対向する接線溝(16)を備えている。上記翼(8)は、上記溝(16)の両側に配置された円盤形の端部を含んでいる。円盤形部分の周囲に設けられた溝は密封部材(17)を包含し、上記密封部材(17)は上記円盤形部分の外辺部の周りで移動できるように取付けられている。ロータ(5)のスロットは、上記接線溝(16)の方向と垂直な直径面での翼(8)の断面に一致した形状をしている。翼(8)がチャンネル(10)に沿って加圧するとき、翼(8)の円盤形部分が丸い形状であるために、密封部材(17)は上記円盤形部分の溝内で回転できる。これによって、上記密封部材は均一に磨耗され、上記エンジンはより信頼性の高い作動を行う。
請求項(抜粋):
2つの相互に接続されるカバーと、アクスル上に固定されると共に上記カバーの間に設けられ外縁部上に案内用スロットを有するロータとを備え、上記スロットは半径方向の面内において上記ロータの上記アクスルに沿って方向付けられ、上記スロット内に上記ロータの軸と平行な方向に往復運動可能に設けられたブレードを備え、上記カバーが結合されたときに作動媒体の通路としての環状のチャンネルが形成されるような形態に各カバーの内表面に環状の窪みを作り、上記環状チャンネルは上記ロータの軸を通る断面において上記ブレードの形状に一致する形状を有し、上記環状チャンネルは上記ロータの軸に対して垂直方向に上記ロータの上記中央部分に対して対称的に周期的法則に従って波状に曲がり、上記ブレードには密封要素が設けられ、上記ブレードが取付けられた上記ロータの外縁部は上記環状チャンネルの中に配置され、各カバーには、空気を上記環状チャンネルに供給するためのポートと、排気ガスを排出するためのポートと、上記環状チャンネルに接続されて中に燃料噴射ノズルが取付けられたチャンバとが設けられたロータリ軸方向エンジンにおいて、 各ブレード8は平たいシリンダの形状を有し、上記シリンダの側面には直径方向において互いに対向して配置された2つの接線溝16が存在し、上記ロータ5の上記案内用スロットは上記接線溝16の方向に垂直な直径平面におけるブレード8の断面に一致する形状を有し、上記密封要素17は上記ブレード8の円盤部分の外辺部に沿って自由に移動できるようにして上記ブレード8の円盤部分の側面上に取付けられていることを特徴とするロータリ軸方向エンジン。
引用特許:
出願人引用 (15件)
  • 特開昭61-223285
  • 特開昭57-046084
  • 特開昭56-029086
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