特許
J-GLOBAL ID:200903070342086628

気体メタンリッチ供給物を液化して液化天然ガスを得る方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-539306
公開番号(公開出願番号):特表2002-508499
出願日: 1998年12月11日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】主熱交換器(1)にて気体メタンリッチ供給物を冷却剤を蒸発させるのと引き換えに冷却、液化およびサブ冷却して液化流を得ると共に、液化流を液化生成物として貯蔵部まで移送(80)する。この液化過程は、1群の操作変動値につき制御作用を同時に決定して1群のパラメータの少なくとも1つを最適化すると共に1群の制御変動値の少なくとも1つを制御するモデル予測制御に基づく高度プロセスコントローラを用いて制御され、1群の操作変動値は重質冷却剤フラクション(52)の質量流量と軽質冷却剤フラクション(59)の質量流量とメタンリッチ供給物(20)の質量流量とを含み、1群の制御変動値は主熱交換器(1)の温端部(3)における温度差と主熱交換器(1)の中間点(7)における温度差とを含み、さらに最適化すべきパラメータの群は液化生成物(80)の生産量を含む。
請求項(抜粋):
気体メタンリッチ供給物を液化して液化生成物を得るに際し:(a) 気体メタンリッチ供給物を高められた圧力にて主熱交換器の第1チューブ側にその温端部にて供給し、気体メタンリッチ供給物を冷却剤を蒸発させるのと引き換えに冷却、液化、およびサブ冷却して液化流を得、液化流を主熱交換器からその冷端部にて除去すると共に、液化流を貯蔵部へ液化生成物として移送し;(b) 蒸発した冷却剤を主熱交換器のシェル側からその温端部にて除去し;(c) 少なくとも1つの冷却剤コンプレッサで蒸発した冷却剤を圧縮して高圧冷却剤を得;(d) 高圧冷却剤を部分凝縮させると共に部分凝縮した冷却剤を液体重質冷却剤フラクションと気体軽質冷却剤フラクションとに分離し;(e) 重質冷却剤フラクションを主熱交換器の第2チューブ側でサブ冷却してサブ冷却重質冷却剤流を得、重質冷却剤流を減圧下に主熱交換器のシェル側へその中間点にて導入すると共に重質冷却剤流をシェル側で蒸発させ;(f) 軽質冷却剤フラクションの少なくとも1部を主熱交換器の第3チューブ側で冷却、液化およびサブ冷却してサブ冷却軽質冷却剤流を得、軽質冷却剤流を減圧下に主熱交換器のシェル側へその冷端部にて導入すると共に軽質冷却剤流をシェル側で蒸発させる工程からなる液化方法において、1群の操作変動値につき制御作用を同時に決定して1群のパラメータの少なくとも1つを最適化させると共に1群の制御変動値の少なくとも1つを制御するモデル予測制御に基づく高度プロセスコントローラを用いて液化過程を制御し、1群の操作変動値は重質冷却剤フラクションの質量流量と軽質冷却剤フラクションの質量流量とメタンリッチ供給物の質量流量とを含み、1群の制御変動値は主熱交換器の温端部における温度差と主熱交換器の中間点における温度差とを含み、さらに最適化すべきパラメータの群は液化生成物の生産量を含むことを特徴とする液化方法。
Fターム (7件):
4D047AA10 ,  4D047AB08 ,  4D047CA06 ,  4D047CA07 ,  4D047CA15 ,  4D047DA17 ,  4D047EA05
引用特許:
審査官引用 (7件)
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