特許
J-GLOBAL ID:200903070343570833

表面性状に優れた鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-324970
公開番号(公開出願番号):特開平10-166026
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 著しいコスト増大を招くことなく、熱延性と製鋼性のスケール性欠陥を同時に抑制できる表面性状に優れた鋼板を製造する。【解決手段】 連続鋳造鋼スラブを、1160°C以下に加熱して粗圧延を行うかあるいは連続鋳造後直送圧延を行って粗バーとし、大気中または酸素濃度が3%以上の雰囲気ガス中で、高周波誘導加熱により粗バーの表面を1000°C以上に加熱後、高圧水によるデスケーリングを施して仕上げ圧延を行う。高周波誘導加熱の前に伸び率で0.1%以上の表面歪みを付与することがより好ましい。粗バーを酸化雰囲気中で高周波誘導加熱すると、スケール性欠陥部分を選択的にまたより速く酸化スケール化できるので、続く工程で歩留低下を生じることなくデスケーリングできる。高周波誘導加熱の前に粗バーに表面歪みを付与すると、欠陥部分の開口を促進し、スケール中にクラックを形成するので、酸素供給が促進されて、酸化を促進できる。
請求項(抜粋):
連続鋳造鋼スラブを、1160°C以下に加熱して粗圧延を行うかあるいは連続鋳造後直送圧延を行って粗バーとし、大気中または酸素濃度が3%以上の雰囲気ガス中で、高周波誘導加熱により粗バーの表面を1000°C以上に加熱後、高圧水によるデスケーリングを施して仕上げ圧延を行うことを特徴とする表面性状に優れた鋼板の製造方法。
IPC (6件):
B21B 45/08 ,  B21B 1/00 ,  B21B 1/26 ,  B21B 1/46 ,  B21B 9/00 ,  B21B 45/00
FI (7件):
B21B 45/08 A ,  B21B 1/00 B ,  B21B 1/26 E ,  B21B 1/46 B ,  B21B 9/00 Z ,  B21B 45/00 N ,  B21B 45/00 B
引用特許:
審査官引用 (10件)
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