特許
J-GLOBAL ID:200903070376400097

物体位置検出システムの物体位置検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-096822
公開番号(公開出願番号):特開平9-281208
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 リアルタイム性を確保しつつ多数の物体の存在位置を検出することができ、しかも比較的省電力で無線通信を行うことができる物体位置検出システムの物体位置検出方法を提供することを課題とする。【解決手段】 ビルBD等の構築物内空間を複数の領域に区画しておき、この領域を囲む境界線上のそれぞれに無線受信装置Rxを複数設置し、これらの無線受信装置Rxにおいて物体3に保持させた無線送信装置Txからそれぞれ受信した電波の電界強度を集約して解析し、この解析結果からビルBD内における物体3の存在位置を推定する。
請求項(抜粋):
構築物内の空間を複数の領域に区画しておき、該領域を囲む境界線上のそれぞれに複数の無線受信装置を設ける一方、該構築物内空間に存在する物体に、該無線受信装置と電波を媒介して通信する無線送信装置を設け、これらの送受信装置間で通信を行うとともに、該通信で得られたデータをセンタコンピュータに集約して解析することにより、構築物内空間における物体の存在位置を検出する物体位置検出システムであって、前記無線送信装置は、通信相手となる前記無線受信装置が通信中であるか否かを判定するとともに、該無線受信装置が通信中ではないときに、該無線送信装置が属する物体の識別コードを含む電波を送信し、前記無線受信装置は、前記無線送信装置からの電波を受信して、前記識別コードを含むデータを取り込むとともに、複数の無線受信装置間における電波の受信感度を調整後の受信電波の電界強度を検出し、さらに、前記無線送信装置の識別コードと、該電界強度と、該無線受信装置の識別コードとを含む位置データを前記センタコンピュータへ転送し、該センタコンピュータは、前記位置データを入力し、該位置データと、予め記憶された各領域内に物体が存在するときの、それぞれの領域の境界線上に設置された各無線受信装置がそれぞれ受信する電波の電界強度、及び構築物内空間における各領域の位置とを参照して、構築物内空間における物体の存在領域を推定することを特徴とする物体位置検出システムの物体位置検出方法。
IPC (2件):
G01S 5/02 ,  H04Q 7/34
FI (2件):
G01S 5/02 Z ,  H04B 7/26 106 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 所在確認システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-161681   出願人:清水建設株式会社
  • 位置判別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-174427   出願人:日本電装株式会社
  • 移動体間距離認識装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-131845   出願人:三菱電機株式会社

前のページに戻る