特許
J-GLOBAL ID:200903070383962750

眼科用超音波診断装置のプローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-122650
公開番号(公開出願番号):特開平10-309275
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 超音波ビームを機械式揺動機構によってセクタ状に走査せしめる機械走査型の超音波診断装置のプローブであって、構造が簡単で且つコンパクトな眼科用のものを提供すること。【解決手段】 駆動モータ18と、該駆動モータにより回転駆動される駆動ロータ22を、第一の収容体42,44,56内に流体密に収容し、駆動ロータ22に対して第一の収容体の壁部を挟んで対向配置せしめた従動ロータ24を、磁気カップリング48,68を介して回転させると共に、該従動ロータ24の軸方向先端面に偏心した係合ピン70を突設し、この係合ピン70を、超音波トランスデューサ20を従動ロータの回転中心軸54に直交する揺動軸26回りに揺動可能に支持せしめる支持部材72に設けられた案内溝93に係合させることによって、超音波ビームの機械式揺動機構を構成する一方、従動ロータ24と機械式揺動機構を第二の収容体12,14に収容せしめて、該第二の収容体の内部に超音波伝達媒体96を充填した。
請求項(抜粋):
眼球内の断層像等を検出するために、被検者の瞼に接触せしめられて超音波ビームをセクタ状に走査する眼科用超音波診断装置のプローブであって、出力軸に駆動ロータが取り付けられて、該駆動ロータを等角速度で回転せしめる駆動モータと、流体密に封止された内部空間に該駆動モータを収容する第一の収容体と、前記駆動ロータに対して、前記第一の収容体の壁部を挟んで対向位置せしめられて、該駆動ロータと同一の回転中心軸上で回転可能に支持せしめられると共に、該回転中心軸に偏心して該回転中心軸と平行に該駆動ロータとは反対側に向かって突出する係合ピンが固設された従動ロータと、前記駆動ロータと前記従動ロータを、それらの軸方向対向部分において、前記第一の収容体の壁部を挟んで非接触に磁力連結することにより、該従動ロータを該駆動ロータと同じ角速度で回転せしめる磁石カップリングと、前記従動ロータにおける前記係合ピンの突出方向前方に離隔して配設された、超音波を送受信するアニュラアレイ型の超音波トランスデューサと、前記従動ロータにおける前記係合ピンの突出方向前方に配設せしめられ、前記超音波トランスデューサを保持して該従動ロータの回転中心軸に直交する揺動中心軸回りに揺動可能に支持せしめると共に、該従動ロータの回転中心軸に直交して該揺動中心軸と平行に延びる案内溝が該従動ロータ側に開口して設けられ、該案内溝に該従動ロータの係合ピンが係合せしめられることによって、該従動ロータの回転中心軸回りの回転に従って該超音波トランスデューサを揺動中心軸回りに揺動せしめる支持部材と、前記従動ロータと前記超音波トランスデューサおよび前記支持部材が収容されて流体密に封止された、前記被検者の瞼に接触せしめられる超音波透過膜を有する第二の収容体と、該第二の収容体の内部に充填されて、前記超音波トランスデューサと前記超音波透過膜の間を満たす超音波伝達媒体とを、有することを特徴とする眼科用超音波診断装置のプローブ。
IPC (2件):
A61B 8/00 ,  A61B 3/10
FI (2件):
A61B 8/00 ,  A61B 3/10 U
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 超音波診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-139071   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭61-293439
  • 超音波探触子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-132860   出願人:アロカ株式会社
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