特許
J-GLOBAL ID:200903070409793871
ライトバックデータ選択方法及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-116133
公開番号(公開出願番号):特開平10-293717
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 キャッシュメモリ上のデータの利用状況および磁気ディスク装置の最終読み書き位置の双方を考慮してライトバックデータを選択することにより、ライトバック方式のディスク制御装置の性能を向上させる。【解決手段】 ディスク制御装置1の制御機構11は、キャッシュメモリ12上の各データの最近におけるライトヒット状況,リードヒット状況を含むキャッシュメモリ利用状況情報を測定すると共に各データのディスク装置10における書き込み位置およびディスク装置10の最終読み書き位置を検出し、テーブル13, カウンタ114,ポインタ110 に記録しておく。制御機構11はライトバック時、これらの情報に基づいて、キャッシュメモリ12上のデータのうち、ライトバックした場合に、その後の上位装置との平均データ転送レートの期待値が最も大きくなるデータをライトバックデータとして選択する。
請求項(抜粋):
ディスク装置に格納されたデータの一部の写しを保持するキャッシュメモリを有し、上位装置からのディスク装置に対するデータ書き込み要求時、データをキャッシュメモリに書き込んだ時点で上位装置に処理完了を報告し、書き込んだデータのディスク装置への書き込みは前記キャッシュメモリへの書き込みと非同期に行うライトバック方式を採用したディスク制御装置で、キャッシュメモリからディスク装置に書き込むライトバックデータを選択する方法において、キャッシュメモリ上の各データの最近におけるライトヒット状況,リードヒット状況を含むキャッシュメモリ利用状況情報を測定すると共に各データのディスク装置における書き込み位置およびディスク装置の最終読み書き位置を記録しておき、これらの情報に基づいて、キャッシュメモリ上のデータのうち、ライトバックした場合に、その後の上位装置との平均データ転送レートの期待値が最も大きくなるデータをライトバックデータとして選択することを特徴とするライトバックデータ選択方法。
IPC (2件):
G06F 12/08
, G06F 12/08 320
FI (2件):
G06F 12/08 B
, G06F 12/08 320
引用特許:
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