特許
J-GLOBAL ID:200903070498523629
地下構造物の防水工法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-196039
公開番号(公開出願番号):特開平11-036352
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 地中に構築された土留壁の内方を掘削して、土留壁の壁面や掘削底面の内側にコンクリートを打設してコンクリート製の地下構造物を構築する場合であっても、土留壁と地下構造物との間に、ひび割れや欠損等の不具合が生じないような防水層の形成が可能な地下構造物の防水工法を提供すること。【解決手段】 土留壁2の壁面4に防水シート12を配設して防水層8を形成し、防水層8には止水層10を形成している。防水シート12は有機繊維等からなる織布等をベースにゴムアスファルト系材料等からなる伸展性を有するもので、コンクリート打設の際、壁面4や掘削底面6が凸凹で粗くても、伸展してこれらに密着し良好に介設される。止水層10はポリマーセメント等からなり、防水層8の破断部より侵入してきた水を水和反応により吸収しその侵入を阻止する。
請求項(抜粋):
地中に構築した土留壁の内方を掘削し、掘削により露出した該土留壁の壁面や掘削底面の内側にコンクリートを打設してコンクリート製の地下構造物を構築する方法において、掘削後、前記コンクリートの打設に際し、該土留壁の壁面や該掘削底面に、繊維素材からなる補強用布材をベースに防水性材料を用いて形成された伸展性を有する防水シートを配設して防水層を形成するとともに、該防水層にセメント系水和反応性組成物からなる止水層を形成することを特徴とする地下構造物の防水工法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許: