特許
J-GLOBAL ID:200903070535899049

高強度アルミニウム合金ブレージングシート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 飯田 敏三 ,  佐々木 渉 ,  宮前 尚祐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-188856
公開番号(公開出願番号):特開2009-024221
出願日: 2007年07月19日
公開日(公表日): 2009年02月05日
要約:
【課題】肉薄でありながら強度を向上させ、ろう付時のろう拡散もなくろう付は良好であり、且つろう付後に優れた強度を有する、特に自動車用熱交換器の流体通路構成材として好適なアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。【解決手段】心材が、Si:0.5〜1.0%(質量%、以下同じ)、Fe:0.1〜0.3%、Cu:0.3〜1.0%、Mn:1.0〜1.6%、Mg:0.1〜0.4%を含有し、さらにTi:0.05〜0.2%、Zr:0.05〜0.2%、V:0.05〜0.2%のうち1種以上を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるAl合金であり、そのろう付後の金属組織は、粒径0.1μm以上の金属間化合物の密度が10個/μm2以下であり、且つろう付後の結晶粒径が100μm以上であるAl合金であり、前記犠牲陽極材が、Zn:2.0〜5.0%を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるAl合金であり、心材の片面にAl-Si系ろう材を、他面に犠牲陽極材をクラッドした高強度アルミニウム合金ブレージングシート。【選択図】なし
請求項(抜粋):
心材の片面にAl-Si系ろう材をクラッドし、心材の他方の面には犠牲陽極材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートであって、前記心材が、Si:0.5〜1.0%(質量%、以下同じ)、Fe:0.1〜0.3%、Cu:0.3〜1.0%、Mn:1.0〜1.6%、Mg:0.1〜0.4%を含有し、さらにTi:0.05〜0.2%、Zr:0.05〜0.2%、V:0.05〜0.2%のうち1種以上を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるAl合金であり、そのろう付後の心材の金属組織は、粒径0.1μm以上の金属間化合物の密度が10個/μm2以下であり、且つろう付後の結晶粒径が100μm以上であるAl合金であり、前記犠牲陽極材が、Zn:2.0〜5.0%を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるAl合金であることを特徴とする高強度アルミニウム合金ブレージングシート。
IPC (7件):
C22C 21/00 ,  B23K 35/22 ,  B23K 35/14 ,  B23K 35/28 ,  B23K 35/40 ,  C22F 1/04 ,  F28F 19/06
FI (10件):
C22C21/00 E ,  B23K35/22 310E ,  C22C21/00 D ,  C22C21/00 J ,  B23K35/14 F ,  B23K35/28 310B ,  B23K35/40 340J ,  C22F1/04 B ,  C22F1/04 A ,  F28F19/06 A
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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