特許
J-GLOBAL ID:200903070656040312

ポリヒドロキシル化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-028120
公開番号(公開出願番号):特開平11-228466
出願日: 1998年02月10日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 多価アルコール又はその誘導体の特定の水酸基がケタール又はアセタールで保護された化合物の脱保護を工業的に簡便に効率よく行う方法の提供。【解決手段】 化合物(I)を脱保護し、ポリヒドロキシル化合物(II)を製造するに際し、酸触媒下、水蒸気と接触させることにより脱保護を行なう。【化1】【化2】〔式中、R1及びR2はH, C1-22のアルキル基等、XはR3O-又はハロゲン、R3はH, C1-23の脂肪族炭化水素基、C1-22 の脂肪族アシル基等、AはC2-4のアルキレン基、n は0〜100の数である。〕
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】〔式中、R1及びR2は同一又は異なって、水素原子、直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜22のアルキル基もしくはアルケニル基、あるいはアルキル基で置換されていてもよい総炭素数6〜30のアリール基を示し、R1とR2が一緒になって環を形成していてもよい。X はR3O-で示される基又はハロゲン原子を示し、R3は水素原子、直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜23の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基、炭素数1〜22の脂肪族アシル基、もしくはアルキル基又はアシル基で置換あるいはケタール又はアセタールで保護されていてもよいグリセリル基を示す。A は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、n 個のA は同一でも異なっていてもよい。n はアルキレンオキサイドの平均付加モル数を示す0〜100の数である。但し、n が0の時、X はHO- ではない。〕で表される多価アルコール又はその誘導体の2つの水酸基がケタールまたはアセタールで保護された構造を有する化合物を脱保護(脱ケタール化、脱アセタール化)し、一般式(II)【化2】〔式中、X, A及びn は前記の意味を示す。〕で表されるポリヒドロキシル化合物を製造するに際し、酸触媒下、水蒸気と接触させることにより脱保護を行なうことを特徴とするポリヒドロキシル化合物の製造方法。
IPC (9件):
C07C 29/10 ,  B01J 23/02 ,  B01J 31/02 102 ,  C07C 31/42 ,  C07C 41/26 ,  C07C 43/13 ,  C07C 67/297 ,  C07C 69/30 ,  C07B 61/00 300
FI (9件):
C07C 29/10 ,  B01J 23/02 X ,  B01J 31/02 102 X ,  C07C 31/42 ,  C07C 41/26 ,  C07C 43/13 D ,  C07C 67/297 ,  C07C 69/30 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (9件)
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