特許
J-GLOBAL ID:200903070714413094

画像データ2値化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-038903
公開番号(公開出願番号):特開平9-214759
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 画質を損ねることなく画像データの2値化を行なうことができるようにする。【解決手段】 誤差メモリ20からは注目画素Pについて誤差データΣePが読み出される。加算器22では注目画素Pについての多値の画像データに誤差データを加算する。比較器24では多値の画像データを2値化して2値の画像データを出力する。減算器26では2値化前の画像データと2値化後の画像データとの誤差eを導き出す。誤差分配ウインドウ選定回路32では多値の画像データの値が“0”〜“13”であって2値化後の画像データの値が“1”である場合、または、多値の画像データの値が“242”〜“255”であって2値化後の画像データの値が“0”である場合は制御データとして“1”を出力し、それ以外の場合には“0”を出力する。誤差分配回路30では制御データの値が“1”の場合、誤差eを8つの画素A〜Hに分配し、“0”の場合は4つの画素A,C〜Eに分配する。
請求項(抜粋):
多値の画像データを2値化する画像データ2値化方法であって、(a)注目画素の画像データに2値化済みの画素から前記注目画素に蓄積された誤差値を加算することにより前記注目画素に対する補正データを導き出す工程と、(b)導出された補正データと閾値に基づき前記注目画素を2値化する工程と、(c)前記補正データと前記2値化の結果に基づき前記注目画素の2値化に伴って発生する誤差を導き出す工程と、(d)複数種類の誤差分配ウインドウを設定する工程と、(e)前記注目画素の2値化前の画像データと前記注目画素の2値化後の画像データに基づき、前記複数種類の誤差分配ウインドウの中から1つの誤差分配ウインドウを選定する工程と、(f)導き出された前記誤差を選定された前記誤差分配ウインドウに従って2値化前の画素に分配する工程と、(g)分配された前記誤差を画素毎に誤差データとして蓄積する工程と、によって成る画像データ2値化方法。
IPC (3件):
H04N 1/403 ,  B41J 2/52 ,  G06T 5/00
FI (3件):
H04N 1/40 103 A ,  B41J 3/00 A ,  G06F 15/68 320 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-017569   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 画像信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-031708   出願人:松下電送株式会社
  • 画像処理方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-004647   出願人:キヤノン株式会社

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