特許
J-GLOBAL ID:200903070728542849

車両用操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-030679
公開番号(公開出願番号):特開2001-219862
出願日: 2000年02月08日
公開日(公表日): 2001年08月14日
要約:
【要約】【課題】ステアバイワイヤシステムを採用した車両において、路面と車輪との間の摩擦係数が低下した場合に、舵角が発散するのを防止できる車両用操舵装置を提供できる。【解決手段】操作部材1の操作により駆動される操舵用アクチュエータMの動きを、操作部材1を車輪に機械的に連結することなく舵角δが変化するように、車輪に伝達する。検出した操作量δhと車速Vとに応じた第1舵角設定値δa* と検出した車速Vとに応じて第1目標ヨーレートγ1* を演算し、検出した横加速度Gyと車速Vとに応じた第2目標ヨーレートγ2* を演算する。第1目標ヨーレートγ1* と第2目標ヨーレートγ2* の中で絶対値が小さい方の目標ヨーレートと検出したヨーレートγとの偏差に応じた第2舵角設定値δγ* を演算する。第1舵角設定値δa* と第2舵角設定値δγ* との和である目標舵角δ* に舵角δが対応するように操舵用アクチュエータMを制御する。
請求項(抜粋):
操作部材と、その操作部材の操作により駆動される操舵用アクチュエータと、その操作部材を車輪に機械的に連結することなく、その操舵用アクチュエータの動きに応じて舵角が変化するように、その動きを車輪に伝達する手段と、その操作部材の操作量を検出する手段と、車速を検出する手段と、車両の横加速度を検出する手段と、車両のヨーレートを検出する手段と、その検出した操作量と車速とに応じた第1舵角設定値を、その操作量と車速と第1舵角設定値との間の記憶した関係に基づき演算する手段と、その演算した第1舵角設定値と検出した車速とに応じた第1目標ヨーレートを、その第1舵角設定値と車速と第1目標ヨーレートとの間の記憶した関係に基づき演算する手段と、その検出した横加速度と車速とに応じた第2目標ヨーレートを、その横加速度と車速と第2目標ヨーレートとの間の記憶した関係に基づき演算する手段と、その演算した第1目標ヨーレートの絶対値と第2目標ヨーレートの絶対値とを比較する手段と、その第1目標ヨーレートと第2目標ヨーレートの中で絶対値が小さい方の目標ヨーレートと検出したヨーレートとの偏差に応じた第2舵角設定値を、その偏差と第2舵角設定値との間の記憶した関係に基づき演算する手段と、前記舵角が、その演算した第1舵角設定値と第2舵角設定値との和である目標舵角に対応するように、前記操舵用アクチュエータを制御する手段とを備える車両用操舵装置。
IPC (8件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D109:00 ,  B62D111:00 ,  B62D113:00 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00
FI (8件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D109:00 ,  B62D111:00 ,  B62D113:00 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00
Fターム (24件):
3D032CC02 ,  3D032DA03 ,  3D032DA04 ,  3D032DA15 ,  3D032DA23 ,  3D032DA29 ,  3D032DA33 ,  3D032DA48 ,  3D032DC32 ,  3D032DD01 ,  3D032DD02 ,  3D032EA01 ,  3D032EA02 ,  3D032EB04 ,  3D032EB16 ,  3D032EC22 ,  3D032FF01 ,  3D032FF07 ,  3D033CA13 ,  3D033CA16 ,  3D033CA17 ,  3D033CA18 ,  3D033CA28 ,  3D033CA29
引用特許:
審査官引用 (4件)
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