特許
J-GLOBAL ID:200903070731204881

改良された気相(ポリ)イソシアネート製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-360733
公開番号(公開出願番号):特開2003-192658
出願日: 2002年12月12日
公開日(公表日): 2003年07月09日
要約:
【要約】【課題】 アミンの気相ホスゲン化による既知のイソシアネート製造方法の短所を克服することである。【解決手段】 アミンの蒸気とホスゲンを別々に200°C〜600°Cに加熱し、作動部分を有さない反応チャンバーを有する反応器内で、アミンとホスゲンを連続的に反応させるイソシアネートの製造方法であって、直径dの開口部を有するノズルが、直径Dの反応器の中央に位置し、ホスゲンをノズルの周囲の環状の空間を経由して導入し、アミンをノズルを経由して導入することで、アミンとホスゲンが反応器の中を並行に流れるようにして、アミンとホスゲンを混合して反応させ、アミンの気体速度は、ホスゲンの気体速度より大きく、dのDに対する割合が5%〜45%である製造方法である。
請求項(抜粋):
式(I)【化1】式(I):R(NCO)n[但し、式(I)において、Rは、各窒素原子間に少なくとも二つの炭素原子が配置されているとの条件で、15までの炭素原子、好ましくは4〜13の炭素原子を有する(環式)脂肪族又は芳香族炭化水素残基を示し、nは、2又は3を示す。]に対応するイソシアネートの製造方法であって、(a)式(II)【化2】式(II):R(NH2)n[但し、式(II)において、R及びnは、先に規定した通りである。]に対応する、蒸気の形態のアミン(不活性な気体又は不活性な溶媒の蒸気で適宜希釈されていてよい)及びホスゲンを、別々に200°C〜600°Cの温度に加熱すること、(b)作動部分を有さない反応チャンバーを有する反応器内で、適宜希釈されていてよいアミンとホスゲンを連続的に反応させることを含む製造方法であり、反応器は直径Dを有し、直径dの開口部を有するノズルは、反応器の中央に配置され、(i)適宜希釈されてよいアミンをノズルを経由して反応器に導入し、ホスゲンをノズルの周囲の環状の空間の中に導入することによって、アミンとホスゲンが反応器中を並行に流れるようにし、(ii)反応チャンバー中のホスゲンのストリーム内に、開口部を経由してアミンを導入することによって、式(I)のイソシアネートを生成するように、アミンとホスゲンを混合して反応させ、適宜希釈されてよいアミンの気体速度は、ホスゲンの気体速度より大きく、反応器の直径Dに対するノズルのより小さい直径dの割合は、5%〜45%である製造方法。
IPC (2件):
C07C263/10 ,  C07C265/14
FI (2件):
C07C263/10 ,  C07C265/14
Fターム (6件):
4H006AA02 ,  4H006AC55 ,  4H006BB61 ,  4H006BC13 ,  4H006BD81 ,  4H006BE52
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 欧州特許出願公開第676392号明細書
  • 欧州特許出願公開第570799号明細書
  • 欧州特許出願公開第289840号明細書
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審査官引用 (5件)
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