特許
J-GLOBAL ID:200903070787949448
ガスタービンエンジンの二次エア供給装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-143116
公開番号(公開出願番号):特開2004-346786
出願日: 2003年05月21日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】ガスタービンエンジンの定格回転数での仕事率を向上し、過剰なシール圧(流量)を抑え、アイドル回転時のシール圧を確保する。【解決手段】高圧空気導入用タービン62を設け、高圧遠心コンプレッサHCにより昇圧された高圧かつ高温の空気の一部をシールエアとして軸受箱21に供給し、インペラ背面室39と高圧室46との間の隔壁となるバックプレート38にノズル64を設け、インペラ背面室へ高圧空気を補充する。ノズルは高圧空気導入用タービンに対するタービンノズルの作用をし、インペラ背面室の内圧を適正に保ち得ると共に、高圧空気導入用タービンにより2次エアから仕事(エネルギ)を取り出す。2次エアの供給温度を下げることができ、軸受箱の潤滑油の冷却能力を向上し、ギア部材の温度上昇、潤滑油の劣化などを防止して、大型のオイルクーラの設置や潤滑油量の増大が不要となり、ガスタービンエンジンを低コスト化し得る。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
低圧コンプレッサ並びに低圧タービンが連結されたインナシャフトと、高圧コンプレッサ並びに高圧タービンが連結され且つ前記インナシャフトと二重軸の関係をなすアウタシャフトと、前記インナシャフト並びに前記アウタシャフトの軸端部を個々に支持するための複数の軸受をそれぞれの内部に軸方向に離間配置された複数の軸受箱と、前記高圧コンプレッサから取り出した高圧空気の一部を前記各軸受箱に設けられたシール部に導入するためのシールエア導入手段とを有するガスタービンエンジンの二次エア供給装置であって、
前記シールエア導入手段が、前記アウタシャフトに設けられた第1の通路と、前記第1の通路と連通しかつ前記複数の軸受箱のそれぞれにて前記シール部の外側に至るように設けられた第2の通路と、前記高圧空気の一部を前記第1の通路に導入するべく前記アウタシャフトに設けられた高圧空気導入用タービンとを有することを特徴とするガスタービンエンジンの二次エア供給装置。
IPC (3件):
F01D11/04
, F01D5/08
, F02C7/18
FI (3件):
F01D11/04
, F01D5/08
, F02C7/18 A
Fターム (6件):
3G002AA10
, 3G002AB00
, 3G002AB01
, 3G002HA02
, 3G002HA09
, 3G002HA18
引用特許:
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