特許
J-GLOBAL ID:200903070818164614

アクティブ車体振動抑制制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-293568
公開番号(公開出願番号):特開2000-120768
出願日: 1998年10月15日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 車両の使用環境の変化や経時変化等に対する推定伝達関数の変化に対し、その是正を乗員に不快感を与えないように適正に行う。【解決手段】 車両のドア開閉時の短時間内に、推定伝達関数データに対応する所定周波数範囲内の複数の周波数の信号で加振器を加振させ、加振による応答を測定して推定伝達関数を算出し、算出した推定伝達関数により予め規定された推定伝達関数データを更新する。推定伝達関数の測定時間は、0.583秒程度の短時間の加振であるため、加振動作を乗員に気づかせて、それによる不快感を与えることはない。また、ドア開閉毎に測定更新を行うことができるため、車両の径時変化等による推定伝達関数の変動を適正な値に更新することができ、適正な能動制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
車両の振動発生源からの周期性のパルス信号に基づく入力信号を、適応フィルタの振幅補償係数及び位相補償係数の関数であるフィルタ係数により振幅補償及び位相補償を行い、さらに車両の制御対象系の伝達関数により処理した後、該伝達関数による処理信号と前記振動発生源からの外力を加算し、加算の結果である誤差と、前記車両の制御対象系の予め規定された推定伝達関数データにより前記入力信号を振幅及び位相処理した推定伝達関数処理信号とに基づいてデジタルフィルタにより前記適応フィルタのフィルタ係数の逐次更新を行い、該適応フィルタに基づいて加振器の加振制御を行って車体振動を能動的に抑制するアクティブ車体振動抑制制御装置において、車両のドア開閉時の短時間内に、前記推定伝達関数データに対応する所定周波数範囲内の複数の周波数の信号で加振器を加振させ、該加振による応答を測定して推定伝達関数を算出し、該算出した推定伝達関数により予め規定された推定伝達関数データを更新するようにしたことを特徴とするアクティブ車体振動抑制制御装置。
IPC (4件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  G05B 11/36 505 ,  G05B 13/02
FI (6件):
F16F 15/02 B ,  F16F 15/02 C ,  B60K 5/12 F ,  G05B 11/36 505 B ,  G05B 13/02 S ,  G05B 13/02 D
Fターム (25件):
3D035CA34 ,  3D035CA35 ,  3J048AB07 ,  3J048AD03 ,  3J048BA18 ,  3J048CB21 ,  3J048CB22 ,  3J048DA01 ,  3J048EA01 ,  3J048EA36 ,  5H004GA14 ,  5H004GA27 ,  5H004GB12 ,  5H004HA12 ,  5H004HB08 ,  5H004HB09 ,  5H004JB05 ,  5H004KA32 ,  5H004KC08 ,  5H004KC12 ,  5H004KC44 ,  5H004LA12 ,  5H004MA06 ,  5H004MA11 ,  5H004MA32
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る