特許
J-GLOBAL ID:200903070844760160
ODデータ推定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
小森 久夫
, 村上 辰一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-421071
公開番号(公開出願番号):特開2005-182383
出願日: 2003年12月18日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 複数の地点で車両感知器により計測した現実の走行車両の台数を用いて、現実に近いODデータを得ることができ、且つこの現実に近いODデータを得るまでに要する時間の短縮を図ったODデータ推定方法を提供する。【解決手段】 ODデータ推定装置1は、シミュレーション部11に与えたODデータが現実に近いODデータであるかどうかを、シミュレーション結果と観測交通量とに基づいて判定し、シミュレーション部11に与えたODデータが現実に近いODデータで無ければ、このODデータを観測交通量等を用いて繰り返し補正し、現実のODデータに近い可能性が高い補正ODデータをシミュレーションを行うことなく生成する。そして、この現実に近い補正ODデータをシミュレーション11に与えてシミュレーション行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の交差点と隣接する交差点間を結ぶ道路からなる道路網の複数の地点に設置した車両感知器で計測した観測交通量を用いて、車両群毎に出発地、到着地、出発時間帯、およびその台数を対応づけたODデータを推定するODデータ推定方法において、
シミュレーション部が与えられたODデータを用いて各車両群を上記道路網上で時間経過にともなって走行させるシミュレーションを実行する第1のステップと、
走行確率算出部が上記第1のステップにおけるシミュレーション結果に基づいて、各車両群について時間帯毎に上記車両感知器を設置した地点を走行する車両の台数を計算交通量として算出するとともに、この地点を走行する割合を第1の走行確率として算出する第2のステップと、
補正部が、時間帯毎に上記車両感知器を設置した地点における、上記観測交通量と、上記第2のステップで算出した車両群毎の計算交通量とに基づいて、シミュレーション部に与えたODデータの車両群毎の台数を補正した補正ODデータを生成する第3のステップと、
判定部が、上記第1のステップでシミュレーション部に与えたODデータと、上記第3のステップで生成した補正ODデータとの差に基づいて、上記第1のステップでシミュレーション部に与えたODデータが適正であるかどうかを判定する第4のステップと、
上記第4のステップで上記判定部がシミュレーション部に与えたODデータが適正でないと判定したときに、上記補正部が直前に生成した補正ODデータを上記第1の走行確率および観測交通量に基づいて車両群毎の台数を再補正した補正ODデータを生成し、上記判定部が今回生成した補正ODデータと、前回生成した補正ODデータと、における対応する車両群毎の台数の差に基づいて前回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いかどうかを判定する処理を、上記判定部が前回生成した補正ODデータが適正である可能性が高いと判定するまで繰り返す第5のステップと、
さらに、上記判定部が、上記第5のステップで前回生成した補正ODデータが適正であったと判定したときに、今回生成した補正ODデータを上記シミュレーション部に与え、上記第1のステップ以降の処理を繰り返す第6のステップと、
上記判定部が、上記第4のステップでシミュレーション部に与えたODデータが適正であると判定したときに、上記第1のステップでシミュレーション部に与えたODデータ、または上記第3のステップで生成した補正ODデータを推定結果とする第7のステップとを備えたODデータ推定方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
5H180AA01
, 5H180BB15
, 5H180EE02
引用特許:
出願人引用 (3件)
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交通流シミュレーション装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-358128
出願人:北村隆一, オムロン株式会社
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特開2003- 16569号公報
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OD交通量修正システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-071856
出願人:国土交通省国土技術政策総合研究所長
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