特許
J-GLOBAL ID:200903070883278546

弗化物の少ない有機化合物の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-558053
公開番号(公開出願番号):特表2002-526385
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2002年08月20日
要約:
【要約】有機化合物、例えば弗素有機化合物、例えばフルオルカルボン酸又はカルボン酸クロリドは、少量のカルボン酸フルオリド、HF又は加水分解可能な弗化物を含有している可能性がある。その場合に、誘導体化、例えばエステル化の際に、腐食性の弗化物又はHFが生じる。カルボン酸の“オニウム”-塩の触媒作用下に、殊に弗素有機化合物、例えばカルボン酸、カルボン酸クロリド及びその誘導体、例えば相応する酸フルオリド又は加水分解可能な弗化物を含有するカルボン酸クロリド及びアルコールからカルボン酸エステルを製造するための方法が記載され、ここでは、弗化物の少ない生成物が生じる。選択的に、無機-酸化物系収着剤が使用される。この方法は、トリフルオル酢酸、クロルジフルオル酢酸及びトリフルオルアセト酢酸及びジフルオルアセト酢酸のエステルの製造のために特に好適である。
請求項(抜粋):
加水分解可能な弗化物の少ない有機化合物を製造するに当たり、加水分解可能な弗化物で不純化された有機化合物を、無機-酸化物系収着剤及びカルボン酸の“オニウム”-塩を包含する群から選択される、加水分解可能な弗化物の分離剤少なくとも1種と接触させる、弗化物の少ない有機化合物の製法。
IPC (8件):
C07C 51/47 ,  C07C 51/64 ,  C07C 55/32 ,  C07C 55/40 ,  C07C 59/21 ,  C07C 67/56 ,  C07C 69/63 ,  C07C 69/738
FI (8件):
C07C 51/47 ,  C07C 51/64 ,  C07C 55/32 ,  C07C 55/40 ,  C07C 59/21 ,  C07C 67/56 ,  C07C 69/63 ,  C07C 69/738 Z
Fターム (12件):
4H006AA02 ,  4H006AC30 ,  4H006AC47 ,  4H006AC48 ,  4H006AD17 ,  4H006BA51 ,  4H006BE01 ,  4H006BM10 ,  4H006BM71 ,  4H006BR10 ,  4H006BS10 ,  4H006BS90
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 第4版実験化学講座1 基本操作I, 1990, 第293頁

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