特許
J-GLOBAL ID:200903070911034844

トリガー式液体噴出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 杉村 興作 ,  徳永 博 ,  岩佐 義幸 ,  藤谷 史朗 ,  来間 清志 ,  冨田 和幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-336853
公開番号(公開出願番号):特開2007-136412
出願日: 2005年11月22日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】シリンダー室の急激な圧力降下に起因した違和感のないトリガー式液体噴出器を提案する。【解決手段】トリガー式液体噴出器において、ポンプ7を、先端部にピストン7cの導入口Kを有し前記ボディ2に連結するシリンダー7aと、このシリンダー7aの内側で基端部を該ボディ2に連結しシリンダー7aとの相互にて形成された空間領域mをシリンダー室とする内筒7bと、シリンダー7aの内壁及び内筒7bの外壁に弾性接触して液密状態に保持するシール部7c1を有し該シリンダー室内での往復移動を可能とするピストン7cにて構成する。そして、前記内筒7bの基端部における外壁の周りの少なくとも一部分に、ピストンのシール部との相互間にて極わずかな隙間を形成する凹状の通路を設けるとともに、該凹状の通路には、該通路8の開口面積を漸次に増大させてシリンダー室内の緩慢な圧力降下を誘導する傾斜部8cを形成する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ばね部材にて弾性支持された操作レバーを繰り返し牽曳して容器内の液体を吸引、加圧、圧送するポンプと、このポンプによって加圧、圧送された液体を通過させる送給経路を有するボディと、このボディの送給経路の末端に配置され該送給経路を通って圧送された液体を外界へ向けて噴射する噴射ノズルとを備えたトリガー式液体噴出器であって、 前記ポンプは、先端部にピストンの導入口を有し前記ボディに連結するシリンダーと、このシリンダーの内側で基端部を該ボディに連結しシリンダーとの相互にて形成された空間領域をシリンダー室とする内筒と、シリンダーの内壁及び内筒の外壁に弾性接触して液密状態に保持するシール部を有し該シリンダー室内でのストロークを可能とするピストンからなり、 前記内筒の基端部の外壁の少なくとも一部分に、ピストンのシール部との相互間にて極わずかな隙間を形成する凹状の通路を設け、 該通路は、内筒の外壁と通路の底部をつなぎ、ピストンのストロークエンドに向けて該通路の開口面積を漸次に増大させてシリンダー室内の緩慢な圧力降下を誘導する傾斜部を有する、ことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
IPC (2件):
B05B 11/00 ,  B65D 83/76
FI (3件):
B05B11/00 102Z ,  B65D83/00 K ,  B05B11/00 102G
Fターム (9件):
3E014PA01 ,  3E014PB04 ,  3E014PD12 ,  3E014PE01 ,  3E014PE03 ,  3E014PE04 ,  3E014PE08 ,  3E014PE14 ,  3E014PE16
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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