特許
J-GLOBAL ID:200903070972883143

車両用自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-005671
公開番号(公開出願番号):特開2000-205398
出願日: 1999年01月12日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 係合側油圧昇圧制御手段を設けても係合側油圧学習制御手段の制御が安定的に行われる車両用自動変速機の制御装置を提供する。【解決手段】 オーバシュート判定手段146によりオーバシュートFが発生したと判定された場合には、係合側油圧昇圧制御手段150によりそのオーバシュートFを抑制するようにブレーキB1の係合圧PB1が直ちに上昇させられるが、同時に、上記禁止手段146により、係合側油圧学習制御手段154による学習制御が禁止されるので、係合側油圧昇圧制御手段150を設けたにも拘らず、その係合側油圧昇圧制御手段150による入力軸回転速度NINの低下に基づいて行われるブレーキB1の係合圧PB1の学習が防止され、上記係合側油圧学習制御手段154によるタイアップを抑制するための学習制御が発散することなく安定的に行われる。
請求項(抜粋):
1対の油圧式摩擦係合装置のうちの解放側油圧式摩擦係合装置の解放と係合側油圧式摩擦係合装置の係合とを重複的に実行させることにより上段側ギヤ段へ切り換えるクラッチツウクラッチアップ変速が行われる車両用自動変速機において、前記クラッチツウクラッチ変速期間内に前記自動変速機の入力軸回転速度の入力軸回転速度の変速前の値を越える一時的な上昇であるオーバシュートを緩和するために次回のクラッチツウクラッチ変速期間の解放側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する解放側油圧学習制御手段と、前記クラッチツウクラッチ変速期間内に急変速による変速ショックを緩和するために次回のクラッチツウクラッチ変速期間の係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する係合側油圧学習制御手段とを備える形式の車両用自動変速機の制御装置であって、前記オーバシュートが発生したか否かを判定するオーバシュート判定手段と、該オーバシュート判定手段によりオーバシュートが発生したと判定された場合には、そのオーバシュートを抑制するように前記係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を直ちに上昇させる係合側油圧昇圧制御手段と、該オーバシュート判定手段によりオーバシュートが発生したと判定された場合には、前記係合側油圧学習制御手段による制御を禁止する禁止手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:42 ,  F16H 63:12
Fターム (11件):
3J052AA01 ,  3J052CA05 ,  3J052CA07 ,  3J052CA33 ,  3J052FA03 ,  3J052FB34 ,  3J052GC44 ,  3J052GC72 ,  3J052HA02 ,  3J052KA01 ,  3J052LA01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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