特許
J-GLOBAL ID:200903071228187062

通信方法および通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 英生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-258064
公開番号(公開出願番号):特開平11-097921
出願日: 1997年09月24日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 アダプティブアレーアンテナにおける近接遅延波の存在による特性劣化と最尤系列推定器における演算量の増大を同時に解決するアダプティブアレーアンテナと最尤系列推定器の結合処理方法および装置を提供すること。【解決手段】 直接波を抽出するステアリングベクタアレー出力と1シンボル遅延波を抽出するステアリングベクタアレーの出力をブランチメトリック合成を行って、直接波と1シンボル遅延波に対する候補信号を持つ最尤系列推定器で送信信号系列の推定を行う際に、各ブランチメトリックに対して伝送品質に比例した重み付けを行う。更に、送信用アレーアンテナにおいて、伝送品質の良いパスダイバーシチブランチを選択して送信を行う。
請求項(抜粋):
下記の(1)から(5)の工程を含む、アダプティブアレーアンテナ処理と適応形最尤系列推定処理を結合した通信方法。(1)すべてのアンテナからの受信信号について直接波および遅延波のチャネルインパルス応答の推定を行う工程。(2)直接波および遅延波のインパルス応答をアレー出力における直接波および遅延波成分の応答を決定する拘束ベクトルとして、アレーウェイトと最尤系列推定器のチャネルインパルス応答を同時に制御かつ推定する工程。(3)候補信号に対して直接波抽出用アレーおよび遅延波抽出用のアレーの出力と最尤系列推定器からのレプリカとの誤差およびアレー出力信号の品質をそれぞれ計算する工程。(4)品質情報に基づきブランチメトリックに重み付けをした合成を行って最尤系列推定器を用いて送信信号系列の推定を行う工程。(5)最尤系列推定器の各状態毎の生き残りパスに応じてアレーウェイトと最尤系列推定器におけるチャネルインパルス応答を同時に更新する工程。
IPC (3件):
H01Q 3/26 ,  H03M 13/12 ,  H04B 1/10
FI (3件):
H01Q 3/26 C ,  H03M 13/12 ,  H04B 1/10 M
引用特許:
審査官引用 (2件)

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