特許
J-GLOBAL ID:200903071287396503

機械翻訳装置、機械翻訳方法、および生成規則作成装置、生成規則作成方法、ならびにそれらのプログラムおよび記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  大石 恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-187240
公開番号(公開出願番号):特開2008-015844
出願日: 2006年07月06日
公開日(公表日): 2008年01月24日
要約:
【課題】翻訳精度を向上させることのできる機械翻訳技術を提供する。【解決手段】機械翻訳装置2は、同期文脈自由文法における生成規則の右辺の翻訳先言語の記号列が終端記号から始まるように制約された生成規則を格納したルールテーブル114から部分仮説に対して生成規則を探索する生成規則探索手段241と、その生成規則に対して生成規則の非終端記号が被う入力文の範囲を示す単語範囲を付加する単語範囲付き生成規則生成手段242と、単語範囲付き生成規則に含まれる翻訳済み単語と単語範囲とを新たな部分仮説として作成し、生成規則をトップダウンに適用し且つ生成規則の翻訳先言語側の非終端記号が文頭から文末に亘って並べられた順序で新たな部分仮説を順次拡張し、部分仮説スコアを算出する部分仮説スコア算出手段243と、適用可能な仮説のうちで部分仮説スコアが最大となる仮説を探索する仮説探索手段244とを備える。【選択図】図5
請求項(抜粋):
同期文脈自由文法を用いて翻訳元言語の単語列から翻訳先言語の単語列を生成する生成規則の右辺の前記翻訳先言語の記号列が終端記号から始まるように生成された生成規則が複数格納されたルールテーブルを利用して、入力された翻訳元言語の単語列の翻訳結果である前記入力に対応する翻訳先言語の単語列として、所定の部分仮説からそれよりも長い新たな部分仮説を順次作成して前記所定の部分仮説を拡張することによって最終的に生成された部分仮説である仮説を出力する機械翻訳装置であって、 前記所定の部分仮説を拡張するために適用可能な生成規則を前記ルールテーブルからそれぞれ探索する生成規則探索手段と、 前記探索された生成規則の翻訳元言語側に対して、前記入力された翻訳元言語の単語列を構成する単語の単語数と単語位置とに基づいて、前記探索された生成規則の非終端記号が被う翻訳元言語の単語列の範囲を示す単語範囲を付加して、適用可能な単語範囲付き生成規則をそれぞれ生成する単語範囲付き生成規則生成手段と、 前記生成された単語範囲付き生成規則に含まれる翻訳先言語側の翻訳済み単語と前記単語範囲とを、前記新たな部分仮説として作成すると共に、前記適用可能な生成規則をトップダウンに適用し且つ前記適用可能な生成規則において翻訳先言語側の非終端記号が文頭から文末に亘って並べられた順序で、前記新たな部分仮説を拡張し、前記生成規則ごとにそれぞれ予め求められた、翻訳の確からしさを表す翻訳モデルのスコアと、前記翻訳先言語の単語列としての確からしさを表す言語モデルのスコアとに基づいて、前記作成された部分仮説の評価値を示す部分仮説スコアを算出する部分仮説スコア算出手段と、 前記入力された翻訳元言語の単語列に対して適用可能な所定の部分仮説を探索し、前記所定の部分仮説を拡張することによって最終的に生成された部分仮説のうちで、前記部分仮説スコアが最大となる部分仮説を、前記仮説として探索する仮説探索手段と、 を備えることを特徴とする機械翻訳装置。
IPC (1件):
G06F 17/28
FI (1件):
G06F17/28 Q
Fターム (4件):
5B091AA05 ,  5B091BA12 ,  5B091CA21 ,  5B091EA25
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
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