特許
J-GLOBAL ID:200903071404628500

段ボール箱の検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-305522
公開番号(公開出願番号):特開2001-124528
出願日: 1999年10月27日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】画像処理により段ボール箱のフラップ間隔の検査を高速に行なう段ボール箱の検査装置を提供する。【解決手段】水平基準座標設定手段50は、扁平された段ボール箱1の2値画像データ40が画像メモリ26に取得される間に、カウンタ24により計数される1走査線分の明度レベル信号に応じた「0」データの個数の変化を確認し、該個数が第1所定値以上増加する走査線に応じた第1水平基準座標と、該個数が第2所定値以上減少する走査線に応じた2水平基準座標を設定する。フラップ間隔判定手段51は、前記第1水平基準座標と前記第2水平基準座標に基づいて決定したフラップ間隔検査範囲内で、2値画像データ40に対して、y座標が同一でx座標が連続して黒点により構成される直線を検索し、該直線の長さが所定の正常範囲内にあるか否かを判別して段ボール箱1のフラップ間隔の検査を行なう。
請求項(抜粋):
側板に設けられた接着片により重合接着されて角筒状に形成され、扁平とされた段ボール箱の、隣接するフラップの間隔が所定の正常範囲内にあるか否かを検査する段ボール箱の検査装置であって、画像入力の走査方向を前記段ボール箱の厚み方向として、前記フラップを撮像する撮像手段と、該撮像手段から出力される各画素の明度レベル信号を、所定の閾値以上であることを示す第1データと該閾値未満であることを示す第2データのいずれかに2値化して出力する2値化手段と、前記第1データ又は前記第2データを、前記走査方向を垂直座標、前記走査方向と直交する方向を水平座標とする2次元座標に割当てた2値画像データを取得する2値画像データ取得手段と、前記撮像手段から1走査線分の明度レベル信号が出力される間に、前記2値化手段から出力される前記第1データの個数又は前記第2データの個数をカウントするカウンタと、前記2値画像データ取得手段が前記2値画像データを取得する間に、前記カウンタのカウント値の変化を、前記撮像手段から1走査線分の明度レベル信号が出力される毎に確認し、前記カウンタのカウント値が第1所定値以上変化した走査線に対応した前記水平座標を第1水平基準座標とする水平基準座標設定手段と、前記第1水平基準座標に基づいて、フラップの間隔の検査を行なう水平座標の範囲であるフラップ間隔検査範囲を決定し、該フラップ間隔検査範囲内で、前記第2データが割当てられ、垂直座標が等しく且つ水平座標が連続する点によって構成される直線を検索し、長さが所定範囲内にある該直線が発見されたときに、フラップの間隔が前記正常範囲内にあると判定するフラップ間隔判定手段とを備えたことを特徴とする段ボール箱の検査装置。
IPC (3件):
G01B 11/14 ,  G06T 7/00 ,  B31F 1/00
FI (3件):
G01B 11/14 H ,  B31F 1/00 ,  G06F 15/62 400
Fターム (24件):
2F065AA22 ,  2F065CC00 ,  2F065DD06 ,  2F065FF04 ,  2F065FF26 ,  2F065JJ03 ,  2F065JJ19 ,  2F065JJ26 ,  2F065QQ04 ,  2F065QQ29 ,  2F065QQ31 ,  2F065QQ51 ,  2F065TT03 ,  3E078AA20 ,  3E078CE03X ,  5B057AA02 ,  5B057BA02 ,  5B057CA02 ,  5B057CA12 ,  5B057CB02 ,  5B057CB12 ,  5B057CE12 ,  5B057DA03 ,  5B057DA07
引用特許:
出願人引用 (2件)

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