特許
J-GLOBAL ID:200903071507028250

内燃機関の廃熱利用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長門 侃二 ,  山中 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-101453
公開番号(公開出願番号):特開2008-255959
出願日: 2007年04月09日
公開日(公表日): 2008年10月23日
要約:
【課題】ランキンサイクルの搭載性を確保しながらランキンサイクルの高効率化を実現することができる内燃機関の廃熱利用装置を提供する。【解決手段】内燃機関(4)の廃熱を複数の熱媒体から熱回収する廃熱利用装置(2)であって、高温熱媒体から熱回収して作動流体を加熱する高温蒸発器(14)、第1膨張機(28)、第2膨張機(30)、凝縮器(32)を含む高温ランキンサイクル回路(24)と、第2膨張機、凝縮器を高温ランキンサイクル回路と共用するとともに、低温熱媒体から熱回収して作動流体を加熱する低温蒸発器(16)を有する低温ランキンサイクル回路(26)とを備え、高温ランキンサイクル回路は、凝縮器を経由し高温蒸発器に到達する前の作動流体を低温熱媒体で予熱する加熱器(46)を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関の廃熱を複数の熱媒体から熱回収する廃熱利用装置であって、該熱媒体が所定温度の廃熱を帯びる高温熱媒体、該所定温度よりも低となる廃熱を帯びる低温熱媒体を含んでなり、 前記高温熱媒体から熱回収して作動流体を加熱する高温蒸発器、該高温蒸発器を経由した作動流体を膨張させて駆動力を発生する第1膨張機、該第1膨張機を経由した作動流体を更に膨張させて駆動力を発生する第2膨張機、該第2膨張機を経由した作動流体を凝縮させる凝縮器、該凝縮器を経由した作動流体を昇圧する第1ポンプ、該第1ポンプを経由した作動流体を更に昇圧して前記高温蒸発器に向けて循環させる第2ポンプを含む高温ランキンサイクル回路と、 前記第2膨張機、前記凝縮器、前記第1ポンプを前記高温ランキンサイクル回路と共用するとともに、前記低温熱媒体から熱回収して作動流体を加熱する低温蒸発器を有し、該低温蒸発器を経由した作動流体を前記第2膨張機で膨張させ、該第2膨張機を経由した作動流体を前記凝縮器で凝縮させ、該凝縮器を経由した作動流体を前記第1ポンプで昇圧して前記低温蒸発器に向けて循環させる低温ランキンサイクル回路とを備え、 前記高温ランキンサイクル回路は、前記凝縮器を経由し前記高温蒸発器に到達する前の作動流体を前記低温熱媒体で予熱する加熱器を有することを特徴とする内燃機関の廃熱利用装置。
IPC (3件):
F01K 23/10 ,  F01K 23/06 ,  F01N 5/02
FI (3件):
F01K23/10 P ,  F01K23/06 P ,  F01N5/02 F
Fターム (5件):
3G081BA20 ,  3G081BB04 ,  3G081BC06 ,  3G081BC07 ,  3G081DA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 廃熱利用装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-087739   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (2件)
  • 廃熱利用装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-092700   出願人:株式会社デンソー
  • 廃熱利用装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-087739   出願人:株式会社デンソー

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