特許
J-GLOBAL ID:200903071644350428

内燃機関用バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-064222
公開番号(公開出願番号):特開平10-259744
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 複数の気筒群に設けられた複数のVVT(バルブタイミング制御機構)を複数のOCV(油圧制御バルブ)にて駆動制御する内燃機関において、何れかの気筒群の失火による車両への影響をなくすこと。【解決手段】 ECU(電子制御装置)70にて、クランクシャフト14に対するVVT50L,50Rの作動による吸気側カムシャフト23L,23Rの各実相対回転角と現在の運転状態に対応する目標相対回転角との偏差が所定範囲を越え、その状態が所定期間以上継続したとき、左側気筒群LS及び右側気筒群RSのうち該当する気筒群の燃料噴射が停止される。これにより、複数の気筒群のうち何れかに異常が発生し失火に至っても他の正常な気筒群が動作し続けられるため車両は走行可能であって、失火した気筒群は燃料噴射が停止されるため排気系の温度上昇による触媒の損傷等が防止される。
請求項(抜粋):
複数の気筒群を有する内燃機関の駆動軸から前記各気筒群の吸気バルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方を開閉する複数の従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記各従動軸を所定角度範囲内で相対回転自在な複数のバルブタイミング制御機構と、前記駆動軸の回転角を検出する駆動軸回転角検出手段と、前記各従動軸の回転角を検出する複数の従動軸回転角検出手段と、前記駆動軸回転角検出手段で検出された前記駆動軸の回転角と前記複数の従動軸回転角検出手段で検出された前記各従動軸の回転角との位相差である各相対回転角を算出する複数の相対回転角演算手段と、前記内燃機関の運転状態に応じて前記駆動軸の回転角と前記各従動軸の回転角との目標とする位相差である目標相対回転角を算出する目標相対回転角演算手段と、前記複数の相対回転角演算手段で算出された前記各相対回転角と前記目標相対回転角演算手段で算出された前記目標相対回転角との各偏差を算出する複数の偏差演算手段と、前記複数の偏差演算手段で算出された各偏差に応じて各制御回転角を算出し、前記各バルブタイミング制御機構により前記各従動軸を相対回転する複数の相対回転角制御手段と、前記複数の偏差演算手段で算出された前記各偏差が予め設定された第1の所定値以上または予め設定された第2の所定値以下の状態が所定期間以上継続したとき、前記複数の気筒群のうち該当する気筒群の燃料噴射を停止する燃料噴射停止手段とを具備することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング制御装置。
IPC (6件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 17/02 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/22 320 ,  F02D 45/00 368
FI (7件):
F02D 13/02 J ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 17/02 R ,  F02D 17/02 V ,  F02D 41/02 325 C ,  F02D 41/22 320 ,  F02D 45/00 368 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る