特許
J-GLOBAL ID:200903071684236350

工作機械の熱変位補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-312587
公開番号(公開出願番号):特開平10-138091
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 低コストで熱変位を補正する。センサを併用することでより加工時間を長くせず正確な熱変位補正を得る。【解決手段】 送り軸の位置をモニタリングし、位置補正単位時間毎送り軸の平均移動速度及び移動頻度を求めてこの速度と頻度により近似式で補正量δn を求め更新する(c7,c8)。この補正量より指令位置に対する位置補正量を求めて、指令位置を位置補正量で補正する。電源再投入時には電源オフ時間より初期補正量を求め記憶する(c1〜c6)。この補正量より指令位置に対する位置補正量を求めて、指令位置を該位置補正量で補正する。近似式によって補正量を求めるからセンサを必要とせず、常に熱変位補正ができる。補正量の変化が大きいときには(c10)センサにより熱変位量を測定し補正量とし(c11,c12)、精度を向上させる。センサによる測定回数が少なくなり加工時間を短くできる。
請求項(抜粋):
数値制御装置を用いて制御される工作機械において、送り軸の平均移動速度及び移動頻度から、熱変位に対する補正量を求める近似式、及び該近似式によって求められた補正量より指令位置に対する位置補正量を求める近似式を予め数値制御装置に記憶させておき、送り軸の位置をモニタリングし、送り軸の平均移動速度及び移動頻度を求めて上記近似式より送り軸に対する指令位置に対する位置補正量を求めて、指令位置を該位置補正量で補正して出力するようにした工作機械の熱変位補正方法。
IPC (3件):
B23Q 15/18 ,  B23Q 17/00 ,  G05B 19/404
FI (3件):
B23Q 15/18 ,  B23Q 17/00 A ,  G05B 19/18 K
引用特許:
審査官引用 (4件)
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