特許
J-GLOBAL ID:200903071985138060
排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法及び三重効用形吸収式冷温水機。
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
塩出 真一
, 塩出 洋三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-350960
公開番号(公開出願番号):特開2006-162104
出願日: 2004年12月03日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】 三重効用形吸収式冷温水機に排熱再生器を設け、補機動力の低減及び、溶液の放熱損失の低減を図り、効率をより高める。【解決手段】 三重効用形吸収式冷温水機において、外部からの排熱を回収し加熱源として利用し、吸収液を加熱し吸収液に吸収されている冷媒を加熱蒸発させて吸収液の濃度を上げるための排熱再生器168を、低温再生器84の手前に設け、外部からの排熱のみで運転可能な低負荷時に、加熱用燃焼エネルギーを使用していないことを確認し、低温ポンプ82、中温ポンプ85及び高温ポンプ93を一定時間運転したあと、高温再生器出口部の吸収液温度又は冷媒蒸気ドレンの中温再生器出口温度が設定値以下であることを検知して、中温ポンプ及び高温ポンプの運転を停止して、あたかも一重効用サイクル運転のごとく、排熱再生器でのみ吸収液の加熱、再生を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
高温再生器、中温再生器、低温再生器、凝縮器、吸収器、蒸発器、熱交換器類、低温吸収液ポンプ、中温吸収液ポンプ、高温吸収液ポンプ及び冷媒ポンプを少なくとも有し、吸収器の吸収液を低温再生器から中温再生器へ、ついで高温再生器へ導くリバースフロー式の三重効用形吸収式冷温水機に、外部からの排熱を回収し加熱源として利用し、吸収液を加熱し吸収液に吸収されている冷媒を加熱蒸発させて吸収液の濃度を上げるための排熱再生器を、低温再生器の手前に設け、外部からの排熱のみで運転可能な低負荷時に、吸収液循環ポンプ動力の低減、ポンプの損傷防止、冷温水機の効率向上を図る運転を可能とするために、冷水温度が低下してガス、灯油、重油などの高級エネルギーの供給量を制御する低負荷運転時に、加熱用燃焼エネルギーを使用していないことを負荷制御信号及び燃焼制御信号で確認し、吸収液濃度を平均化するための稀釈運転を行うために、低温吸収液ポンプ、中温吸収液ポンプ及び高温吸収液ポンプを一定時間運転したあと、高温再生器出口部の吸収液温度又は高温再生器で発生した冷媒蒸気が中温再生器で高温再生器の圧力に相当する飽和温度で凝縮して冷媒蒸気ドレンになった冷媒蒸気ドレンの中温再生器出口温度が設定値以下であることを検知して稀釈を完了し、燃焼停止、かつ稀釈終了の条件が揃った時点で、中温吸収液ポンプ及び高温吸収液ポンプの運転を停止して、あたかも一重効用サイクル運転のごとく、排熱再生器でのみ吸収液の加熱、再生を行い、吸収液は低温再生器を経由し、バイパス管を流れ、中温再生器、高温再生器をバイパスして吸収器へ戻り吸収液の循環サイクルを一巡させ、中温再生器、高温再生器をバイパスすることにより、排熱回収運転及び補機動力の運転エネルギーを削減する省エネルギー運転を行うことを特徴とする排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法。
IPC (1件):
FI (8件):
F25B15/00 102
, F25B15/00 C
, F25B15/00 303B
, F25B15/00 303E
, F25B15/00 303J
, F25B15/00 306C
, F25B15/00 306N
, F25B15/00 306Z
Fターム (24件):
3L093AA06
, 3L093BB16
, 3L093BB22
, 3L093BB26
, 3L093BB29
, 3L093BB37
, 3L093CC00
, 3L093DD02
, 3L093DD08
, 3L093EE00
, 3L093EE04
, 3L093EE09
, 3L093EE12
, 3L093EE14
, 3L093EE17
, 3L093GG02
, 3L093HH02
, 3L093HH03
, 3L093HH11
, 3L093HH15
, 3L093JJ04
, 3L093JJ06
, 3L093KK01
, 3L093KK03
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (6件)
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