特許
J-GLOBAL ID：200903072054614914

耐焼割れ性に優れた軸受鋼

発明者：
安永 恵一

安永 恵一 について

, 
松島 義武

松島 義武 について


出願人/特許権者：
株式会社神戸製鋼所

株式会社神戸製鋼所 について


代理人 (1件)： 小谷 悦司 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-337231
公開番号（公開出願番号）：特開平10-176242
出願日： 1996年12月17日
公開日（公表日）： 1998年06月30日
要約：
【要約】【課題】 焼割れの発生を抑制することができ、製造コストの低減を図ることのできる軸受鋼を提供する。【解決手段】 Mn,Cr,Mo等の含有元素の圧延材縦断面における最大偏析量を夫々[Mn(%)]max,[Cr(%)]maxおよび[Mo(%)]maxと表したとき、これらと夫々の元素の含有量[Mn(%)]ave,[Cr(%)]ave および[Mo(%)]aveの比で示される偏析度が下記(1)〜(3)式を満足する、および/または不純物水素量[H(ppm)]が下記(4)式を満足する。 [Mn(%)]max / [Mn(%)]ave ≦3.0 ...(1) [Cr(%)]max / [Cr(%)]ave ≦2.50 ...(2) [Mo(%)]max / [Mo(%)]ave ≦5.0 ...(3) 〔{3×[Mn(%)]max+2×[Mn(%)]ave+[Mo(%)]max}/ {3×[Mn(%)]ave+2×[Mn(%)]ave+[Mo(%)]ave}〕 ×[H(ppm)]≦2.5 ...(4)
請求項（抜粋）：
質量%で、Mn:3.0%以下(0%を含まない)、Cr:3.0%以下(0%を含まない)、Mo:1.0%以下(0%を含まない)の1種以上を含有する軸受鋼において、圧延材の縦断面における上記元素の最大偏析量を夫々[Mn(%)]max,[Cr(%)]max および[Mo(%)]maxと表したとき、これらの値と夫々の元素の含有量[Mn(%)]ave,[Cr(%)]ave および[Mo(%)]aveの比で示される偏析度が下記(1)〜(3)式を満足する、および/または不純物水素量[H(ppm)]が下記(4)式を満足することを特徴とする耐焼割れ性に優れた軸受鋼。 [Mn(%)]max/[Mn(%)]ave≦3.0 ...(1) [Cr(%)]max/[Cr(%)]ave≦2.50 ...(2) [Mo(%)]max/[Mo(%)]ave≦5.0 ...(3)〔 {3×[Mn(%)]max+2×[Cr(%)]max+[Mo(%)]max}/ {3×[Mn(%)]ave+2×[Cr(%)]ave+[Mo(%)]ave}〕 ×[H(ppm)]≦2.5 ...(4)
IPC (3件)：
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/38
FI (3件)：
C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/38
引用特許：
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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