特許
J-GLOBAL ID:200903072204422857

ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-277363
公開番号(公開出願番号):特開2005-043646
出願日: 2003年07月22日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
【課題】有効領域の半透明位相シフトパターン上の遮光パターン表面の反射率を外周部の遮光パターン表面の反射率より低くすることにより、検査工程での有効領域の半透明位相シフトパターン上の遮光層膜残りの検出を可能にしたハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】透明基板11上の有効領域20内に半透明位相シフトパターン21a上に遮光パターン31aを、外周部30に遮光帯31bを形成し、外周部30の遮光帯31b上に第2レジストパターン42aを形成する。プラズマ処理等により遮光パターン31aの表面を粗面化したり、酸化皮膜等を形成する等の方法で、所定の反射率を有する低反射遮光パターン31a’を形成し、さらに、低反射遮光パターン31a’をエッチングで除去して、半透明位相シフトパターン21aを形成し、外観検査を行って、ハーフトーン型位相シフトマスクを得る。【選択図】図2
請求項(抜粋):
少なくとも以下の工程を具備することを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。 (a)透明基板(11)上に半透明位相シフト層(21)及び遮光層(31)が形成された位相シフトマスク用ブランクス(10)上に第1レジスト層(41)を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、有効領域(20)内に第1レジストパターン(41a)を、有効領域外の外周部(30)に第1レジストパターン(41b)を形成する工程。 (b)第1レジストパターン(41a)及び(41b)をマスクにして遮光層(31)をエッチングし、第1レジストパターン(41a)及び(41b)を剥離し、有効領域(20)内に遮光パターン(31a)を、外周部(30)に遮光帯(31b)を形成する工程。 (c)第2レジスト層(42)を形成し、パターン描画、現像等の一連のパターニング処理を行って、外周部(30)の遮光帯(31b)上に第2レジストパターン(42a)を形成する工程。 (d)遮光パターン(31a)の表面処理を行って、所定の反射率を有する遮光パターン(31a’)を形成する工程。 (e)遮光パターン(31a’)をマスクにして半透明位相シフト層(21)をエッチングする工程。 (f)遮光パターン(31a’)をエッチングで除去し、半透明位相シフトパターン(21a)を形成する工程。 (g)第2レジストパターン(42a)を剥離処理する工程。
IPC (2件):
G03F1/08 ,  H01L21/027
FI (2件):
G03F1/08 A ,  H01L21/30 502P
Fターム (2件):
2H095BB03 ,  2H095BC04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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