特許
J-GLOBAL ID:200903072231554650

動画像符号化装置および動画像復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-154296
公開番号(公開出願番号):特開平9-182084
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】多階層に解像度や画質を可変可能なスケーラブル符号化法に於て符号化効率低下を抑制した任意形状画像(Pf)の動画像符号化・復号化装置を得る。【解決手段】N×N個の変換係数(n) 毎に n領域での動き補償予測(MV)が用られるMV+変換符号化に於て入力画像の背景/オブジェクト識別用のアルファマップ信号(AM)を符号化する手段155 、AMに従いPfを nに変換する手段101 、AMに従いnを逆変換しPfを再生する手段、M階層の SNRスケーラビリティを実現する符号化装置であって第m階層(m=2〜M)の動き補償予測値(p) と第 m-1階層の pとを n毎に切換える事により第m階層の pを求めるための第 m-1階層における量子化器の出力(Q) が0の nは第m階層の pを、Q=1 以上の nは第m-1 階層の pを選択する手段300 、第m階層の予測誤差信号と第 m-1階層の逆量子化器の出力との差分dfを得る手段121 、dfの量子化信号を符号化し出力する手段155,161 を持つ。
請求項(抜粋):
動画像の画面を所定画素数(N×N)のマトリックスに分割して直交変換することにより、空間周波数の帯域別に分けた変換係数を得、この得たN×N個の変換係数毎に変換係数の領域で、高い画像品位が得られるようデータ数を保った上位の階層およびデータ数を間引いた下位の階層別に動き補償を行い、この動き補償値を符号化することにより動画像の符号化を行うようにした画像符号化装置において、動き補償を行う際に、下位階層についての復号済みの量子化値に基づいて動き補償予測の当り外れを判定し、動き補償予測が当っている場合は上位階層用に求めた符号化歪みの少ない動き補償予測値を用い、動き補償予測が外れている場合は下位階層用に求めた動き補償予測値を用いて上位階層の符号化を行う構成としたことを特徴とする画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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