特許
J-GLOBAL ID:200903072303878846

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081284
公開番号(公開出願番号):特開平9-267616
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】スカイフック理論に基づいたショックアブソーバの減衰力特性制御において、ばね上上下加速度成分の小さいうねり路走行中においても、車両の制振性を確保し、これにより、車両の操縦安定性を確保することができる車両懸架装置の提供。【解決手段】ばね上上下速度検出手段cで検出されたばね上上下速度に基づく制御信号の方向判別符号が上向きである時はショックアブソーバbの伸行程側の目標減衰力特性ポジションを、下向きである時は圧行程側の目標減衰力特性ポジションを、制御信号に基づいて可変設定制御する基本制御部dを有する減衰力特性制御手段eと、基本制御部dで可変設定されたショックアブソーバbの目標減衰力特性ポジションが所定の伸圧しきいポジション未満である時は、ショックアブソーバbの伸行程側または圧行程側の目標減衰力特性ポジションを所定のハード特性ポジションに固定設定する補正制御部fと、を備える。
請求項(抜粋):
車体側と各車輪側の間に介在されていて一方の行程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行程側の減衰力特性がソフト特性となる減衰力特性変更手段を有するショックアブソーバと、ばね上上下速度を検出するばね上上下速度検出手段と、該ばね上上下速度検出手段で検出されたばね上上下速度に基づく制御信号の方向判別符号が上向きである時はショックアブソーバの伸行程側の目標減衰力特性ポジションを、下向きである時は圧行程側の目標減衰力特性ポジションを、制御信号に基づいて可変設定制御する基本制御部を有する減衰力特性制御手段と、前記基本制御部で可変設定されたショックアブソーバの目標減衰力特性ポジションが所定の伸圧しきいポジション未満である時は、ショックアブソーバの伸行程側または圧行程側の目標減衰力特性ポジションを所定のハード特性ポジションに固定設定する補正制御部と、を備えていることを特徴とする車両懸架装置。
IPC (2件):
B60G 17/08 ,  F16F 9/50
FI (2件):
B60G 17/08 ,  F16F 9/50
引用特許:
審査官引用 (2件)

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