特許
J-GLOBAL ID:200903072317159125

亜鉛の同位体分離方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠藤 信明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-096473
公開番号(公開出願番号):特開2006-272193
出願日: 2005年03月29日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】本願発明は、除去の対象とする所定の亜鉛同位体を確実に吸着できる、簡単、かつ経済的な分離方法及びその装置を提供することを目的とする。【解決手段】含ハロゲン脂肪酸中に、レゾルシノール誘導体、ベンゾクラウンエーテル、およびパラホルムアルデヒドあるいはホルムアルデヒドを加えて溶解し、所定の温度下で所定時間反応させて合成されるクラウンエーテル構造を官能基として側鎖に有するレゾルシノール誘導体の有機高分子を、多孔質シリカ担体中に担持させたもの、または前記の有機高分子自身を多孔質体としたものを充填したカラムに、亜鉛同位体を含む亜鉛塩が溶解された酸性の有機溶剤を通液し、クロマトグラフィーにより前記の亜鉛同位体を前記の有機高分子に吸着させることとした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
含ハロゲン脂肪酸(炭素原子2個ないし4個、かつハロゲンは弗素、塩素)中に、 下記一般式(1)で示される1種類以上のレゾルシノール誘導体(式中jは0から9の整数であり、pおよびqは0または1であり、R1は炭素原子が2個ないし10個のアルキレン基であり、R2およびR3は水素、炭素数が1から6個であるアルキル基、塩素、または臭素)の混合物と、下記一般式(2)で示されるベンゾクラウンエーテル(式中kは2、3、4、5、6)と、パラホルムアルデヒドまたはホルムアルデヒドと、を混合し、20°Cないし150°C下で1分ないし36時間反応させて合成されるクラウンエーテル構造を官能基として側鎖に有するレゾルシノール誘導体の有機高分子を、 多孔質シリカ担体もしくは溶液中で化学変化しない物質で作られた多孔質担体中に担持させたもの、または前記有機高分子自身を多孔質体としたものを充填したカラムに、 亜鉛同位体を含む亜鉛塩が溶解された酸性の有機溶剤を通液し、 クロマトグラフィーにより前記亜鉛同位体を前記レゾルシノール誘導体の有機高分子に吸着させることを特徴とする亜鉛同位体の分離方法。
IPC (8件):
B01D 59/26 ,  B01D 15/00 ,  B01D 15/08 ,  B01J 20/281 ,  G01N 30/26 ,  G01N 30/46 ,  B01J 20/286 ,  G01N 30/88
FI (9件):
B01D59/26 ,  B01D15/00 N ,  B01D15/08 ,  B01J20/26 L ,  G01N30/26 A ,  G01N30/46 A ,  G01N30/46 E ,  G01N30/48 L ,  G01N30/88 B
Fターム (14件):
4D017AA06 ,  4D017BA13 ,  4D017CA13 ,  4D017CA14 ,  4D017DA03 ,  4G066AA22C ,  4G066AB05A ,  4G066AB07A ,  4G066AB21A ,  4G066AC21B ,  4G066CA46 ,  4G066DA07 ,  4G066EA01 ,  4G066FA07
引用特許:
出願人引用 (1件)

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