特許
J-GLOBAL ID:200903072346633677

カムフォロワ用ローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-043240
公開番号(公開出願番号):特開平8-233070
出願日: 1995年03月02日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 ピーリングの発生が確実に防止された、長寿命のカムフォロワ用ローラを提供する。【構成】 外輪11を、浸炭窒化処理した高炭素鋼系材料にて形成し、その転がり接触面11aに、ショットブラストによる粗化とバレル仕上げによって、互いに独立した多数の微小くぼみを形成した。また、上記転がり接触面11aの表層部には、90MPa以上の残留圧縮応力を付与し、かつ8容積%以上のオーステナイト相を含有させた。
請求項(抜粋):
浸炭窒化処理した高炭素鋼系材料からなり、そのカムへの転がり接触面をショットブラストにて粗化し、さらにバレル仕上げすることで、当該転がり接触面に、各々独立した多数の微小くぼみが形成された外輪を有するカムフォロワ用ローラであって、上記外輪の転がり接触面の、表面から深さ100μmまでの表層部での、残留圧縮応力の最小値が90MPa以上で、かつ当該表層部での残留オーステナイト相の含有率が8容積%以上であるとともに、上記転がり接触面の、最大粗さRmax が3μm以下、自乗平均平方根粗さRMSが0.3μm以下、表面粗さの分布曲線のゆがみ度を示すSK値が-3以下で、かつ微小くぼみの開口面積が、転がり接触面の全表面積に対する面積率で表して5〜20%であることを特徴とするカムフォロワ用ローラ。
IPC (4件):
F16H 53/06 ,  C23C 8/32 ,  F01L 1/14 ,  F01L 1/18
FI (6件):
F16H 53/06 ,  C23C 8/32 ,  F01L 1/14 B ,  F01L 1/14 E ,  F01L 1/18 M ,  F01L 1/18 N
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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