特許
J-GLOBAL ID:200903072372071024

アルミニウム合金シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-536102
公開番号(公開出願番号):特表2001-513144
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】低減したローピング効果を示し、自動車用部品に成形するのに好適なアルミニウム合金シート製品を製造する方法。その方法は、鋳造インゴットを形成するために、アルミニウム合金をDC鋳造することによって、アルミニウム合金シート製品を製造すること、インゴットを均質化すること、中間厚み製品を形成するためにインゴットを熱間圧延すること、最終厚み製品を形成するために、中間厚み製品を冷間圧延すること、及び溶体化温度にまで製品を加熱することによって、最終厚み製品に溶体化処理を施し、続いて50°C以上の巻取り温度にまで製品を冷却することを含む予備時効工程を行い、その巻取り温度で冷却された製品を巻取り、及び製品のT8Xテンパー特性を改良するために、約10°C/時間より低い速度で、該50°C以上の巻取り温度から周囲温度に、巻取られた最終厚み製品を冷却することを含む。さらに、合金シート製品のローピング傾向を低減或は除去するために、バッチ焼きなまし工程が、中間厚み製品に、又は該冷間圧延の中間段階で行われる。高T8X反応を維持するために、本方法で使用される合金は、次の組成を有する。:重量で0.4から1.1%マグネシウム;重量で0.3から1.4%シリコン;重量で0から1.0%銅;重量で0から0.4%鉄;重量で0から0.15%マンガン;重量で0から0.15%(合計)当然生じる不純物;及び残部アルミニウム。本発明はまた、示した方法によって製造された低減されたローピング効果を示すシート合金に関する。
請求項(抜粋):
低減したローピング効果を示す自動車部品に成形するのに好適なアルミニウム合金シート製品を製造する方法であって、 鋳造インゴットを形成するために、アルミニウム合金を直接チル鋳造することによって、アルミニウム合金シート製品を製造すること、 インゴットを均質化すること、 インゴットを熱間圧延して、中間厚み製品を形成すること、 中間厚み製品を冷間圧延して、最終厚み製品を形成すること、 溶体化温度にまで製品を加熱することによって、最終厚み製品に溶体化処理を施し、続いて50°C以上の巻取り温度にまで製品を冷却することを含む予備時効工程を行ない、その巻取り温度で冷却された製品を巻取り、ついで製品のT8Xテンパー特性を改良するために、約10°C/時間より低い速度で、当該50°C以上の巻取り温度から周囲温度に、巻取られた最終厚み製品を冷却することを含み、合金シート製品のローピング傾向を低減あるいは除去するために、バッチ焼きなまし工程が、中間厚み製品に、あるいは当該冷間圧延の中間段階で行われ、さらに当該方法に使用されるアルミニウム合金が、 マグネシウム 重量で0.4から1.1% シリコン 重量で0.3から1.4% 銅 重量で0から1.0% 鉄 重量で0から0.4% マンガン 重量で0から0.15% 当然生じる不純物 重量で0から0.15%(合計) アルミニウム 残部の組成を有することを特徴とするアルミニウム合金シート製品を製造する方法。
IPC (7件):
C22F 1/05 ,  C22C 21/02 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 692
FI (7件):
C22F 1/05 ,  C22C 21/02 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 686 A ,  C22F 1/00 692 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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