特許
J-GLOBAL ID:200903072377579000

高圧受電設備の地絡の検知方法および検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-125456
公開番号(公開出願番号):特開2000-324680
出願日: 1999年05月06日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 自家用受電設備の分岐部に配置するZCTに対して、演算型地絡継電器を接続して設け、地絡事故の原因を自家用側か、他の原因によるものかを判断できるようにする。【解決手段】 演算型地絡継電器20には、ZCT4とZPD6の情報を入力し、波形の処理等を行ってから、CPU25に処理した情報を伝達する。前記CPU25においては、零相電圧Voと自家用電気設備の対地静電容量から得られる理論電流値を算出し、実際にZCT4一次側に流れる電流を比較して、自家用側の保護範囲か非保護範囲かを判定する動作を行わせるようにする。
請求項(抜粋):
配電用変電所に高圧配電線路を介して接続する自家用高圧電気設備において、前記自家用高圧電気設備に零相変流器および零相基準入力装置を介して、高圧絶縁常時監視装置を配置し、前記高圧絶縁常時監視装置には、零相変流器および零相基準入力装置から入力される零相電流および零相電圧データの演算処理を行う手段を設け、前記入力された零相電流および零相電圧データの演算処理を行う手段には、予め測定した自家用電気設備の高圧電路の対地静電容量の値を設定しておき、零相基準入力装置から入力される受電点における高圧電路の零相電圧の情報を高調波解析し、前記高調波解析から得られる各調波の電圧値にもとづいて、前記零相変流器設置点に流れる理論電流値を演算処理により算出し、前記算出した理論電流値と、実際に零相変流器設置点に流れる電流値とを比較し、前記予め設定された自家用電気設備の高圧電路の対地静電容量と前記各調波の電圧値から演算処理し算出される理論電流値から、一定の範囲を超える電流が前記零相変流器に流れたことを検知した場合に、前記異常電流の流れる原因が配電用高圧配電線路と自家用高圧電気設備のいずれかを特定する判断手段を設けることを特徴とする高圧受電設備の地絡の検知方法。
IPC (3件):
H02H 3/38 ,  G01R 31/02 ,  H02B 7/06
FI (3件):
H02H 3/38 D ,  G01R 31/02 ,  H02B 7/06
Fターム (9件):
2G014AA04 ,  2G014AB33 ,  2G014AC00 ,  5G058EE06 ,  5G058EF03 ,  5G058EG03 ,  5G058EG05 ,  5G058EH01 ,  5G058EH03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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