特許
J-GLOBAL ID:200903072438311994

試料核酸断片の相補性の検定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-065472
公開番号(公開出願番号):特開2001-321198
出願日: 2001年03月08日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】【課題】 プローブ分子に対する試料核酸断片の相補性を簡便に検定する方法を提供すること。【解決手段】 固相担体のプローブ分子と、試料核酸断片との水系媒体の存在下での接触により、ハイブリダイゼーションを介して形成された二本鎖構造体に、標識付きインターカレータが挿入固定された試料核酸複合体を水系媒体に接触させる工程;試料核酸複合体と接触下の水系媒体に物理的又は化学的な環境変化を与え、該環境変化により発生する試料核酸複合体からの試料核酸断片の脱離を、該脱離に併行するインターカレータの脱離により発生する固相担体上の標識量の減少を測定することによって検知して、試料核酸断片の複合体中における安定性のデータを得る工程;そして、前記プローブ分子に対する相補性が確認されている参照核酸断片、前記標識付きインターカレータ、そして該プローブ分子からなる参照核酸複合体の、上記工程で用いた環境変化に対する安定性を示すデータ(別に用意)と、上記工程で得られた安定性データとを比較する工程。
請求項(抜粋):
プローブ分子に対する試料核酸断片の相補性を検定するための、下記の工程を含む方法:(1a)固相担体に固定された核酸もしくは核酸誘導体からなるプローブ分子と、試料核酸断片との水系媒体の存在下での接触により、ハイブリダイゼーションを介して形成された二本鎖構造体に、標識付きインターカレータが挿入固定されてなる試料核酸複合体を水系媒体に接触させる工程;(2a)試料核酸複合体と接触下にある上記水系媒体に物理的もしくは化学的な環境変化を付与し、その環境変化に起因して発生する該試料核酸複合体からの試料核酸断片の脱離を、該脱離に併行する標識付きインターカレータの脱離により発生する固相担体上の標識量の減少を測定することによって検知して、試料核酸断片の試料核酸複合体中における安定性のデータを得る工程;そして(3a)別に用意した、前記のプローブ分子に対する相補性が確認されている参照核酸断片、前記の標識付きインターカレータ、そして該プローブ分子からなる参照核酸複合体の、上記工程(2a)で用いた環境変化に対する安定性を示すデータと、上記工程(2a)で得られた安定性データとを比較する工程。
IPC (12件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ,  G01N 21/78 ,  G01N 27/06 ,  G01N 27/327 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/532 ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/58 ,  G01N 37/00 101 ,  G01N 37/00 102 ,  C12M 1/00
FI (13件):
C12Q 1/68 A ,  G01N 21/78 C ,  G01N 27/06 Z ,  G01N 33/53 M ,  G01N 33/532 A ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/58 A ,  G01N 37/00 101 ,  G01N 37/00 102 ,  C12M 1/00 A ,  C12N 15/00 A ,  C12N 15/00 F ,  G01N 27/30 351
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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