特許
J-GLOBAL ID:200903072471626003

広口容器用のオーバーキャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300274
公開番号(公開出願番号):特開平10-139058
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】内容物を充填した広口容器を収納した紙箱を多段に積み重ねた場合に、広口容器の重みで紙箱が変形して荷崩れすることを防止する。【手段】オーバーキャップ11の天板部13から下向きに突設したリブ16を、蓋板Bの平坦部B2と周縁部B1との連接角部B3に当てて、オーバーキャップ11に作用した重量を、リブ16を介して蓋板Bで支持する。角部B3の強度が最も強いため、大きな重量を支持できる。リブ16は、蓋板Bのかしめ強度以上の過大な荷重が作用すると撓み変形するため、過大な荷重のために蓋板Bが変形して密封不完全になることを防止できる。
請求項(抜粋):
上向きに開口した広口容器Aの口部A1を金属板製等の蓋板Bで塞ぐにおいて、前記蓋板Bの周縁部B1を口部A1の内面に沿うように下向きに折り曲げることにより、蓋板Bのうち平面視で口部A1の内径部分に重なる部位を下向きに凹ませ、以って、蓋板Bを、平面視で口部A1の内径部分に重なる平坦部B2から周縁部B1が立ち上がる断面形状に形成して成る広口容器Aに対する合成樹脂製のオーバーキャップ11であって、前記蓋板Bで塞がれた広口容器Aの口部A1に被嵌する周壁部12と、この周壁部12の上端に連接した天板部13とを備え、前記周壁部12の内周面に、前記広口容器Aにおける口部A1の外周面に形成した環状突起A2に下方から係合する内向き突起14,15 を形成する一方、前記天板部13の下面に、前記蓋板Bの平坦部B2と縁部B1とが連接する角部B3に当たるリブ16を、半径内向きに撓み変形し得る状態で下向き突設したこと、を特徴とする広口容器用のオーバーキャップ。
IPC (3件):
B65D 51/18 ,  B65D 43/03 ,  B65D 43/08
FI (3件):
B65D 51/18 Z ,  B65D 43/03 ,  B65D 43/08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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