特許
J-GLOBAL ID:200903072542914935

機器内蔵型マイクロホン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-168113
公開番号(公開出願番号):特開2000-004494
出願日: 1998年06月16日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】 機器内蔵型マイクロホン装置において、適応フィルタの学習動作を安定化し、機構部の振動を受けにくくすること。【解決手段】 音声や周囲音を収音する主マイクロホン1を機器の外側に取り付ける。また、機器内部からの雑音を収音する雑音参照マイクロホン5を機器の内側に取り付ける。そして、適応フィルタ手段30を用いて雑音を抑圧する。このとき間欠的に動作する雑音源に対しても適応フィルタの学習動作を安定させるため、フィルタ係数更新制御手段60は信号レベル比較手段50から出力される主マイクロホン1と雑音参照マイクロホン5の出力比と、機構部を駆動する制御信号90とを用いてフィルタ係数の更新を行う。
請求項(抜粋):
機器の動作時に雑音を発生する機構部を、機器筺体の内部に有し、外部音の収音時に内部雑音の混入を低減する機器内蔵型マイクロホン装置であって、機器筐体の外部から到来する外部音を収音する主マイクロホンと、機器筐体の内部に設けられた雑音参照マイクロホンと、前記雑音参照マイクロホンの検出信号を入力し、更新されたフィルタ係数を用いて制御音信号を生成する適応フィルタ手段と、前記主マイクロホンの出力信号から前記適応フィルタ手段の制御音信号を減算する信号減算手段と、前記主マイクロホンの出力信号と前記雑音参照マイクロホンの検出信号のレベルを比較する信号レベル比較手段と、前記信号レベル比較手段の比較結果と前記信号減算手段の減算結果と前記雑音参照マイクロホンの検出信号とを入力し、雑音参照マイクロホンの出力レベルが前記主マイクロホンの出力レベルより大きいとき、前記信号減算手段の減算結果が最小になるよう前記適応フィルタ手段のフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新制御手段と、を具備することを特徴とする機器内蔵型マイクロホン装置。
IPC (2件):
H04R 3/00 320 ,  H04R 5/027
FI (2件):
H04R 3/00 320 ,  H04R 5/027 Z
Fターム (2件):
5D011AB03 ,  5D020BB07
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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