特許
J-GLOBAL ID:200903072653639500
車体前部構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
三好 秀和
, 岩▲崎▼ 幸邦
, 栗原 彰
, 川又 澄雄
, 伊藤 正和
, 高橋 俊一
, 高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-333646
公開番号(公開出願番号):特開2005-096634
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 前面衝突時に前後方向骨格部材の軸方向への荷重集中をより効率よく回避できるようにした車体前部構造の提供を図る。【解決手段】 前後方向骨格部材2の前端部分に湾曲部2Aを設け、車幅方向骨格部材3の背面3aと、この背面3aに対向する湾曲部2Aの壁面との間にくさび状の開放空間Sを形成して、前面衝突時に湾曲部2Aの曲げ変形を徐々に進行させて、湾曲部2Aと背面3aとの接触面積を増加して荷重を分散し、前後方向骨格部材2の軸方向に荷重が集中するのを回避する。このとき、湾曲部2Aを近接配置した内、外2つの部材110,120で構成し、これらに変形モードを異にする変形モード変化手段100を設けることにより、局部的な応力集中の発生を防止して湾曲部2Aの変形を安定させると共に、内、外2つの部材110,120の強接触により抵抗力を発生させて反力を高め、入力荷重のエネルギー吸収効率を更に向上できる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
車体前部の車幅方向両側部に車体前後方向に延在配置した1対の前後方向骨格部材と、
前記1対の前後方向骨格部材の前端に跨って結合されて車幅方向に延在する車幅方向骨格部材と、を備えた車体前部構造であって、
前記前後方向骨格部材の前端を車幅方向骨格部材の背面に結合し、
該前後方向骨格部材は、その前端部分に車幅方向骨格部材との結合部分よりも車体後方位置に設定した曲率変化点から前方部分を湾曲させた湾曲部を備えて、
前記車幅方向骨格部材の背面と、該背面に対向する湾曲部の壁面との間にくさび状の開放空間を形成し、
前記湾曲部を近接配置した内、外2つの部材で構成し、衝突荷重の入力に対してそれぞれの変形モードを異にする変形モード変化手段を設けたことを特徴とする車体前部構造。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
3D003AA05
, 3D003BB02
, 3D003CA03
, 3D003CA09
引用特許:
出願人引用 (2件)
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自動車の車体前部構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-165299
出願人:日産自動車株式会社
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車体前部構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-371704
出願人:日産自動車株式会社
審査官引用 (1件)
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車体前部構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-371704
出願人:日産自動車株式会社
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