特許
J-GLOBAL ID:200903072715946935

パケット出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-129149
公開番号(公開出願番号):特開2003-324471
出願日: 2002年04月30日
公開日(公表日): 2003年11月14日
要約:
【要約】【課題】 キューの本数と高精度の帯域制御及びスループットの飛躍的な向上が可能であり、且つ、ハードウェアによる実装が可能である、小型で処理能力に優れたパケット出力制御装置を提供する。【解決手段】 パケットスケジューラにおいて、演算制御手段によって、並列演算手段55での演算対象とする出力回線#j(j=1〜M)を時分割指定し、並列演算手段55では、指定出力回線#jに属する各キュー#j-1〜#j-nの先頭パケットの送信完了予定時刻(評価値)を各出力回線#jに共通で並列演算するように構成する。そして、その演算結果に基づいて、まず、同一出力回線内キュー間調停手段56で優先出力する評価値を選出し、出力回線間調停手段57,58で、選出された評価値を出力回線#j毎に保持し、それらの評価値と出力回線#jの設定帯域とに基づいて優先出力すべき先頭パケットを決定する。
請求項(抜粋):
複数の出力回線毎に設けられた複数のキューと、入力されたパケットを当該パケットのフローに応じて該キューのいずれかにエンキューするエンキュー手段と、該エンキュー手段により上記の各キューにエンキューされた各パケットについてのデキュー指示をスケジュールするパケットスケジューラと、該パケットスケジューラからのデキュー指示によって指示されたキューからパケットをデキューするデキュー手段とをそなえるとともに、該パケットスケジューラが、同一出力回線に属する各キューにエンキューされた先頭パケットに関する少なくとも到着時刻情報及びパケットサイズ情報を含む所定のパラメータに基づいて当該先頭パケットの送信完了予定時刻を示す評価値をそれぞれ所定の評価値演算式により並列演算する並列演算手段と、該並列演算手段での演算対象とする出力回線を選択的に指定して同一出力回線に属する各キューの先頭パケットについてのパラメータを該並列演算手段に入力させる演算制御手段と、該並列演算手段で求められた同一出力回線に属する各キューの先頭パケットの評価値に基づいて優先出力すべき先頭パケットの評価値を選出する同一出力回線内キュー間調停手段と、該同一出力回線内キュー間調停手段で選出された評価値を該出力回線毎に保持し、該出力回線毎の評価値と該出力回線の設定帯域とに基づいて優先出力すべき先頭パケットを決定する出力回線間調停手段と、該出力回線間調停手段で決定した先頭パケットについてのデキュー指示を該デキュー手段に与えるデキュー制御手段とをそなえたことを特徴とする、パケット出力制御装置。
Fターム (5件):
5K030HA08 ,  5K030KA03 ,  5K030KX29 ,  5K030LA03 ,  5K030LC01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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