特許
J-GLOBAL ID:200903050388003653

ICカ-ド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-019457
公開番号(公開出願番号):特開平11-288215
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】剰余乗算演算の高速アルゴリズムをハードウェア化した剰余乗算装置を具えたICカードにおいて、楕円曲線暗号処理を高速に実行する方法及び装置を提供する。【解決手段】乱数生成後の剰余演算や、署名作成処理における剰余演算を剰余乗算装置を用いて演算できるように構成し、また、剰余乗算装置を楕円曲線上の演算でも効果的に利用するために、楕円曲線上の点を2次元アフィン座標系から3次元座標系に変換する。さらに、3次元座標系から2次元アフィン座標系に再び変換する場合と署名sを求める際の逆元演算も、剰余乗算演算のみを用いて計算する構成とし、剰余乗算装置を利用した高速化を図る。また、演算で頻繁に使用されるパラメータの事前計算や、ベースポイントの定数倍の点をテーブルとして持つことにより計算量を削減し、高速化を図る。
請求項(抜粋):
入出力端子から入出力ポートを経由してメッセージを受け取る手段と、前記メッセージに対する公開鍵暗号処理を行う手段と、前記公開鍵暗号処理の処理結果を入出力ポートを介して入出力端子から出力する手段とを備え、前記公開鍵暗号処理手段は、正の整数A、B、N、R(ただし、前記、A、Bは入力変数または中間変数として与えられる変数であり、Nは入力変数として与えられる変数であり、Rは定数として与えられる数値である)に対して中間演算処理で生じる計算対象数値を表すABR-1modNと、A2R-1modN、及びAR-1modNを剰余多倍長の乗算演算で計算する多倍長演算手段と、前記多倍長演算手段を用いて、有限群上の乗算及び逆元計算を行う計算手段とを備えることを特徴とするICカード。
IPC (7件):
G09C 1/00 650 ,  G09C 1/00 620 ,  G09C 1/00 660 ,  G06F 7/72 ,  G06K 19/10 ,  G06K 19/07 ,  H04L 9/30
FI (7件):
G09C 1/00 650 Z ,  G09C 1/00 620 Z ,  G09C 1/00 660 A ,  G06F 7/72 ,  G06K 19/00 R ,  G06K 19/00 N ,  H04L 9/00 663 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る