特許
J-GLOBAL ID:200903072756009261

映像データ後処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-246102
公開番号(公開出願番号):特開平8-214303
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【課題】 選択的なフィルタリング法及び画素データ補正技法を用いて、映像データの法のブロック境界で現れるブロック現象を十分に除去する。【解決手段】 現フレームの復号化された映像データを格納し、格納された映像データの各画素値を目標の画素値として順番に割り当て位置情報を発生し、目標画素が境界領域内に属するか否かを表す選択信号を発生し、目標の画素値を選択的にフィルタリングして、フィルタリングされた目標画素値を発生し、フィルタリングされない元の目標画素値とフィルタリングされた目標画素値との間の差の絶対値を計算し、差の絶対値が予め定められた閾値以下の場合、格納された目標画素値をフィルタリングされた目標画素値で更新し、この過程をN回繰り返し、同じかまたは大きい場合には、補償された目標画素値で更新し、現フレームの全画素が後処理されるまで次の目標画素に対して上記の過程を繰り返す。
請求項(抜粋):
映像信号復号化システムで用いられ、前記映像信号復号化システムに組み込まれた映像信号デコーダからブロック単位で供給される現フレームの復号化された映像データを、画素単位で後処理する映像データ後処理方法であって、前記現フレームの復号化された映像データを格納する第1過程と、前記格納された復号化された映像データに含まれた各画素値を、フィルタリングされるべき目標画素の値を表す目標の画素値として順番に割り当てると共に、前記目標画素の位置を表す位置情報を発生する第2過程と、前記目標画素の位置情報を用いて、前記目標画素が、前記格納された復号化された映像データのブロックの境界に沿って置かれた画素を含む領域を表す境界領域に属するかどうかを表す選択信号を発生する第3過程と、前記選択信号に応じて、前記目標画素値を選択的にフィルタリングすることによって、フィルタリングされた目標画素値を発生する第4過程と、前記復号化された映像データに含まれたフィルタリングされない目標画素値を表す元の目標画素値と、前記フィルタリングされた目標画素値との間の差の絶対値を計算する第5過程と、前記差の絶対値が予め定められた閾値より小さい場合、前記格納された目標画素値を前記フィルタリングされた目標画素値で更新する第6過程と、前記差の絶対値が前記予め定められた閾値より小さい場合、前記第2過程乃至第6過程をN回繰り返し、同じであるかまたは大きい場合には、前記格納された目標画素値を補償された目標画素値で更新する過程であって、前記補償された目標画素値は、前記元の目標画素値が、前記フィルタリングされた目標画素値より小さければ、前記元の目標画素値と前記予め定められた閾値とを加算することによって求められ、同じであるかまたは大きい場合には、前記元の目標画素値から前記予め定められた閾値を減算することによって求められる、前記第7過程と、前記現フレームの全画素が後処理されるまで、次の目標画素に対して前記第2過程乃至第7過程を繰り返す第8過程とを含むことを特徴にする映像データ後処理方法。
IPC (4件):
H04N 7/24 ,  G06T 5/20 ,  H03M 7/42 ,  H04N 1/41
FI (2件):
H04N 7/13 Z ,  G06F 15/68 400 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
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