特許
J-GLOBAL ID:200903072980342618
電気モータを用いた車輌における駆動伝達装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-086818
公開番号(公開出願番号):特開平6-078417
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】安価で電気モータへの電気的負担もない装置により坂道発進時の車輌後退を防止する。【構成】ハイブリッド車輌をモータ駆動モードにして坂道発進しようとした場合には、回転速度センサ63b等からの信号に基づいて坂道発進制御部62bがソレノイドバルブ60を切り替えてブレーキBをONにする。すると、サンギアSがロックされる。ところで、坂道発進時に車輌が後退しようとして、出力軸25を逆方向へ回転させるような力が駆動輪(不図示)から伝達されると、その力はリングギアRを介してピニオンPに伝わり、キャリアCRを回転しようとする。しかし、キャリアCRとサンギアSとの間にはワンウェイクラッチFが介装されており、サンギアSはロック状態にあるため、キャリアCRは回転せず、したがって出力軸25は回転しない。
請求項(抜粋):
電気モータと、駆動車輪に連結しているプラネタリギアとを備えてなる、電気モータを用いた車輌において、前記プラネタリギアを所定限定運動機構となす第1の回転規制手段と、坂道発進時に前記第1の回転規制手段を作動させて前記プラネタリギアを所定変速段に設定する坂道発進制御手段と、該坂道発進制御手段に基づく所定変速段において、前記駆動車輪の後退方向の回転を禁止すべく、前記プラネタリギアを規制する第2の回転規制手段と、を備えてなる、電気モータを用いた車輌における駆動伝達装置。
IPC (4件):
B60L 15/20
, B60L 11/14
, F16H 61/00
, B60K 17/04
引用特許:
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